「巨大企業相手に映画を製作するアメリカ映画界の力強さ」ダーク・ウォーターズ 巨大企業が恐れた男 M.Joeさんの映画レビュー(感想・評価)
巨大企業相手に映画を製作するアメリカ映画界の力強さ
デュポン社という巨大企業の環境汚染、そして住民、動物被害等を突き止めていく弁護士の実話に基づいた映画。
映画化に当たっては主演でありプロデューサーのマーク・ラファロ、監督のトッド・ヘインズの不正への真実を伝えようという「強い思い」。そして、実在する一人の弁護士、弁護士事務所、住民に焦点を当て、巨大企業に立ち向かう人たちの「膨大なエネルギー、立ち向かう力、孤独、不安、圧力、差別、脅迫観念」などなど、押しつぶされそうになっていく状況を描いているところにこの映画の伝えたいもの、凄さがある。
政府、巨大企業、そこで働く人たちの中、誰が被害者のために戦ってくれるのか。
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