劇場公開日 2020年3月13日

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ジョン・F・ドノヴァンの死と生のレビュー・感想・評価

全96件中、41~60件目を表示

4.0絶望を優しさで包み込んだドランの新たな傑作

2020年3月22日
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鑑賞方法:映画館

社会に受け入れられないマイノリティの苦悩、母と息子の間に存在する複雑な感情を優しく包み込んだ。ドランの思いが溢れてこぼれ落ちた。本当に優しかった。

二人の母親に涙した。ジョン・F・ドノヴァンの人生に涙した。

ドランの成熟と映画愛を感じる作品。素直に感動した。

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エロくそチキン

3.0Bitter Sweet Symphony

2020年3月21日
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鑑賞方法:映画館

楽しみにしていたグザヴィエドランの新作

母親との確執と愛情、母子家庭、同性愛、過去作でも扱われたドランの作家性を詰め込んだ映画でしょうか

上映1時間後ぐらいから一気に面白くなって、引き込まれてしまいました

ドランもナタリーポートマンも子役上がりなのが興味深いですね

あと「たかが世界の終わり」も同様でしたが、顔面ドアップ演出がちょっと苦手

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ぼろんてーる2

3.0つらい

2020年3月21日
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鑑賞方法:映画館

先週末に観ていたのだけれど、なんとなく感想が書けずにいた

(ネタばれあります)

憧れの有名人に手紙を出した少年の元へ返事が届く
そこから始まるふたりの秘密の文通
それは互いを苦しめたこともあったけれど、支えたこともあった

そんなことが自分の身に起こったら…誰しも描くような夢のような話

それだけなら、この映画はさして目新しさを提供するわけでもない気がしたし、そのためだけの映画ではないようにも思えた
幼い頃にレオナルドディカプリオに手紙を出した自身の体験から着想を得たと聞いてはいるけれど

ジョンがどうして死んだのか、それは最後に明かされる
というより、分からない
自ら死を選んだだけなのか、ただ苦痛を和らげるために薬を多めに摂取しただけなのか
最後の手紙もどちらにもとれる内容
でも、もしも、ただ薬を多めに摂取しただけなら?
業界から離れて、新しい道を歩む決意をしていたとしたら?
当たり前のように明日が来るつもりだったら?
そんなのあまりにもつらすぎる

そんなニュースは実際にいくつか飛び込んできていて
もしも、彼らが、ただ朝までぐっすり眠りたいだけで、そのためだけに、飲み続けて効かなくなった薬を、少し多めに飲んでいただけなら?
あまりにも、それはあまりにも…

ラストシーンに何か見慣れた感があったのだけれど、リバーフェニックスへのオマージュだと後で知った
リバーもまた、薬物の過剰摂取で亡くなった人

ジュディもだけれど、なんなんだろうか
このやるせない感じは

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yukarin

3.0モヤモヤ

2020年3月21日
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ke_yo

2.5見終えてみれば

2020年3月20日
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難しい

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morick

4.0ジョンとウィルのやりとりが良かった お互い話す言葉が優しくて···...

2020年3月20日
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鑑賞方法:映画館

ジョンとウィルのやりとりが良かった
お互い話す言葉が優しくて·····

でもこれはジョンからの手紙では知り得ない事。

だから、ほぼ妄想の話をしてる様にしか見えなかった

母子の間柄もそうですが
最後の老紳士の言葉もすごく優しくて、
監督さんの想いが現れてた気がしました

キット ハリントンとジェイコブ トレンブレイ
イケメンと天才子役の2人を見られた分、高得点に。。

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rin*

4.0🎵緑のインクで手紙を書けば

2020年3月19日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

 それは さよならの ・・・・・・・
梓みちよの メランコリーです

初めから薄々気付いていたと言えば、それは嘘。そんな察しのいいアタマは持ち合わせておりません。

でも、やっぱり
この映画は天才子役の彼と母親がメインですね。

手紙や作文で本当の思いを知ることになる。

ジョン・F・ドノヴァンの苦しみを察し、涙を流した母親。気付いたんですね。
聡明な母親。

二人乗りのバイクで去ってゆく青年を見送ったインタビューアーの顔には安堵感とさびしさが混じった表情が出てました。母親になったような気持ちだったのでしょうか。

いい映画だと思いました。

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カールⅢ世

3.0タイトルなし

2020年3月19日
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もっと壮絶でこゆい話しかと期待していたら、肩透かしくらったかな。

光の世界にいるがゆえの葛藤は、歯車が狂った時の絶望となりかえってくる。それは少年の世界でも同じで…。
終盤、青年も彼氏が迎えにきたりでスターと同じ道を歩まないことを祈りたい✨

主人公の俳優を演じたキットハリントンや少年のママを演じたナタリーポートマンなど、美男美女がにウットリしちゃって大変だった(笑)
キットハリントンが若かりしころのアントニオバンデランスやジョニデに見えて、クラクラしちゃった✨ナタリー・ポートマンのパッツン前髪が、気になった💦

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yuka

3.0重い

2020年3月19日
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様々な軋轢やストレスの中で、孤独に生きた青年俳優と、彼と文通していた少年の姿を描いた作品。
母子の確執、周囲からの差別や偏見、嫉妬、いじめ、売れるかどうか、LGBT……

自分を偽り、自分を大事にしないことがつらいことというメッセージが重い。

ただ、このところLGBT系映画を多く見過ぎて、個人的には食傷気味。
母親を元子役のナタリー・ポートマンと、息子を『ワンダー 君は太陽』のジェイコブ・トレンブレイって組み合わせは、実にシュールかつハマり役。

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コージィ日本犬

3.0主人公はドノヴァンじゃない

2020年3月19日
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鑑賞方法:映画館

前半の1時間は物語が全く進行せず退屈だった。後半になってやっと物語が動き出したが、観てて気づいたのは、この映画はドノヴァンの事も確かに描いてるが、どちらかというと心情を丹念に描いてるのはルパートの方じゃないかと。寧ろドノヴァンの内面は、あまりよくわからなかった。グザビエ・ドラン作品としては物足りない内容でした。

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オクやん

5.0ストレートとLGBTでは異なる意味になる映画

2020年3月18日
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鑑賞方法:映画館

ストレートにとっては意味がわかりにくく「?」となるシーンが多々ある。
けれど同じシーンがLGBTの当事者から見ると「そうそう、それ!」と腑に落ちる。

この映画への「感想」は、その人がセクシャルマイノリティに対してどういう「態度」であるかということを教えてくれる。
素晴らしい構造だと思う。

LGBTにとって血縁者の問題は常につきまとう。なかでも母の存在はこちらを苦しめるし、救いもする。そんなのはストレートにもある、という意見はあるが、根本的な立ち位置が違う。

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敢えてその名を言わぬ愛

2.0人の神経を逆撫でする登場人物が多いのでイラっとする映画。

2020年3月18日
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人の神経を逆撫でする登場人物が多いのでイラっとする映画。

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Mr. Planty

2.0期待しすぎた

2020年3月18日
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ジェイコブ君が出てるから(ジョン・スノウも)という理由で初観賞の監督。
ジェイコブ君が出演してなかったら寝てたと思う。

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Julio

1.0客の解釈に依存した浅い造り

2020年3月18日
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マスゾー

4.0「オーマイガーぁ~!!」と叫ぶジェイコブ君🌠キュート過ぎ!

2020年3月17日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

幸せ

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ねもちゃん

3.0奥深い

2020年3月17日
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難しい

現実的にこういう生き方をしてる人もいるとおもう。
今の世の中、色んな事が降り混ざり、それを日常化とされている。時代なのかもしれない。
短い人生、どう生きたか⁉️
それが、不幸せとも限らない。
母親の存在、彼の人生に大きく、左右されてると思った。

子役の子の迫真の演技がたまらなく感動した。
観て良かったと思う、作品です。

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りょうちゃん

4.0主人公と母親

2020年3月16日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

偽りの自分を演じきったジョン

真っ向な自分でいるルパート

ルパートにとってジョンは憧れだったし、ジョンにとってルパートは心を開ける存在

そして、わかってるつもりだった両母

主人公の孤独を表す時、必ず母親の存在がキーポイントになる様に思える

「ジュリアン」や「ジョーカー」などの様に絶望するか

「ボヘミアンラプソディ」や「サタデーナイトチャーチ」の様に希望をえるか…

母親との繋がりは最後の最後の切り札かと思います

やはり孤独は人を蝕む

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H1DE!

1.0どこが良いの分からない

2020年3月16日
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カメラワークと編集が悪くて終始居心地が悪かった。
この監督さんの他の作品はみたことないが、おれとは合わない。
ストーリーもどこか独りよがりで、共感できるところが少ない。
ただ、男をカッコよく撮るなぁ、とは思った。

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ぼぶ

5.0GOTSのツイストした2次創作

2020年3月16日
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みんな大好きカナダの若き天才グザヴェエ・ドラン監督の最新作。

スクールドラマで人気になった俳優ジョン・F・ドノヴァンと文通していた少年が、彼の死と自分の人生を重ねて語る物語。

ドラン監督が天才子役時代に憧れのレオナルド・ディカプリオへファンレターを送った話を元に物語を作った話。

ジョン・F・ドノヴァンを演じるのは「ゲーム・オブ・スローンズ」のジョン・スノウを演じ一躍スターになったキット・ハリントン。
今人気絶頂の彼がジョンの名前で演じているので、2次創作のように見える。

私は腐女子なので全然ありがたいけれど、「ゲーム・オブ・スローンズ」を見ていない人にはどう見えるんだろう…ましてやドランの新作としてお洒落映画を見に行った人に、この同人誌のような映画楽しめるか少し心配。

キット・ハリントンのBLカーセックスが見たい人にオススメの映画。

ディカプリオから返事は来たのかが気になる。

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Ishikawa Pero

4.0生きなきゃ。

2020年3月16日
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人生は辛くて悲しくて、美しい。
生きてみる価値はある。
そう思えた。
若い頃に観ていたら、きっとどっぷりはまってたんだろうけど、今は図太く生きてる身なので、それでも生きなきゃ、と思える。

貧困や人種差別に比べたら、性的マイノリティであることや、多くの人の目に晒される立場であることが、贅沢な悩み、みたいなセリフがあったが、ちょっとそれは心痛い。
当事者にとっては、生き死にをかけた戦いだからだ。

グザヴィエ・ドランの作品は、時に音楽がうるさく感じたりするんだけど、エンドロールの「Bitter Sweet Symphony」は良かった。
なんやかんやと、いつも希望を感じさせるエンディング。
きっと彼はまだ世界に絶望していない。

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クリストファー