「ドノヴァンの心の中は、、、」ジョン・F・ドノヴァンの死と生 アンディぴっとさんの映画レビュー(感想・評価)
ドノヴァンの心の中は、、、
人気俳優ドノヴァンと密かに文通をしていた少年ルパートは自身も俳優となり、29歳で死んでしまったドノヴァンとの手紙について、10年後にインタビューを受ける。文通をしていた頃の回想から、当時のドノヴァンの様子が明らかになる。
ルパートが大好きなドノヴァンのドラマを観ている時の興奮の仕方や部屋にポスターを貼りまくるところなど、あるある〜て感じでとても微笑ましい。ルパートは学校ではいじめられているのだが、こんな可愛いルパートをいじめるなんて😤なんて奴だー😤😤
ドノヴァンは売れっ子の人気俳優なのに、どこか満たされていない様子で、同性愛者であることも隠さなくてはならない。子供との文通も公表出来ず、、、
文通を否定する様なインタビューを見たルパートは傷ついて部屋のポスターをビリビリと破ってしまう。ドノヴァン、ダメですよ👎純粋な子供の心はズタボロです。学校でもいじめられてしまう、、、ルパートがとても可愛そう。
結局そのことをドノヴァンも悔やんでいる。他にも過去の自分を悔いて悩んで心を閉ざしていく。
グザヴィエ・ドランの映画は(まだ4本しか観ていないけど)うまく表現出来ないが観ていて、切ないとか哀しいとは違う苦しいとも少し違う、なんか大丈夫だろうかと心配になってくる。この監督の映画は全部観てみたい、と思っているけど、なかなか機会が無い。
あっ、忘れてはいけない💦この映画はジェイコブ君の名演技あってこそですな。どんな俳優になっていくのかとても楽しみです。ナタリーポートマンも、あのマチルダから見事に素敵な女優になってくれました🥰
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