「ロシアスポーツ界のダークサイド」オーバー・ザ・リミット 新体操の女王マムーンの軌跡 ちゆうさんの映画レビュー(感想・評価)
ロシアスポーツ界のダークサイド
かつて日ソ対抗女子バレーボールで来日したソ連の監督にカルポリという人がいた。
彼は選手たちが失点したりミスしたりしようものなら顔を真っ赤にして選手たちを怒鳴り散らしていた。私はロシア語はわからないが傍目に見ても悪口雑言であることは想像に難くない。でも、それは、80年代、今から40年くらい前の話、そう昭和の話である。
しかしながら、ここに出てくるマムーンのコーチは昭和がタイムスリップしてきたような感じで、
予告編でかなりエグい婆さんだなとは感じていたがこれ程とはね、
マムーンを称賛する一方で国威高揚の部品くらいにしか選手を思っていないロシアのスポーツに対するリスペクトのなさが如実に現れていると思う。
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