「ママチャリのボニー&クライド」ファンファーレが鳴り響く エロくそチキンさんの映画レビュー(感想・評価)
ママチャリのボニー&クライド
高校生の男女が殺人を犯しながら逃亡するお話。
吃音症が原因でクラスメイトからイジメられる明彦(笠松将)の鬱屈した日々。同じクラスの光莉(祷キララ)はイジメの加害者をナイフでめった刺しにした。光莉には血を見たい、人を殺したいという欲求があった。
東への逃避行。明彦は光莉をレイプしようとした男たちを殺した。それからは無差別な殺人にエスカレート。
若き日の『殺人の衝動』に縁のない方、脳内で誰かを殺した記憶がない方にとってはインモラルそのものかも知れないが、映画ってこれでいいと思う。
何年後かの再会、そしてラストに用意された真っ当な罰も悪くない。
コメントする