「毒を食らわば」ファンファーレが鳴り響く Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
毒を食らわば
吃音症でいじめられっ子の高校生1年生の男の子と、同級生で他とは違った空気感を持つ女の子が巻き起こす事件と、彼等の心情をみせる話。
父親は脳筋で話す価値なし、母親は優しいが心配を掛けたくないと、イジメにあっていることを抱え込む主人公。
生理で自分の血をみたのが切っ掛けで他の血もみたくなり、弱々しく死んでいく姿をみるのにハマって猫を殺す女の子。
ある日主人公がイジメから逃げて行き着いた先で、猫を殺している少女をイジメっ子が目撃したことで巻き起こっていくストーリー。
いやあ、そうなりますよね♪
な展開にニヤニヤしてしまったのはここだけの話w
からの翌日はちょっと意外な急展開。
えっ!?終わっちゃうじゃん!と思ったけど、ちゃんとそこからターゲットを拡げてやってくれましたよ!
どんどんハマって行く感じはゾクゾクしますよそれは!
言いたいことはわかるし、ここまで来たら何でも有りだけど、ちょっとカタルシスが足りないラスト。
もっとやり過ぎでもと思うところは有りながら、ギリギリ上手い着地というか仕方ないかなという印象で終わりかな。
いや~惜しかった。
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