コンフィデンスマンJP プリンセス編のレビュー・感想・評価
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本物のミシェル
前作(ロマンス編)のラストで、眼帯を外した顔を見せた時のように、本物のミシェルが画面に登場すると思わせておいて、みごとに裏切ってくれた。まさかの2年前、ダー子のアイデアをレイモンドフーが採用していたとは驚いた。
竹内結子さんがマスクを脱ぐシーンが、前作の眼帯を外したときのように(その場所でしかもカメラ目線で正体を晒すということに)違和感があるものの、重箱の隅を楊枝でほじくるようなことをしていたらこの作品を楽しめない。
1番笑わせてくれた人...小手伸也さんが演じる五十嵐。
1番可愛らしかった人...関水渚さんが演じるミシェル。
1番カッコ良かった人...三浦春馬さんが演じるジェシー。
尊敬できる紳士的な人...柴田恭兵さんが演じるトニー・ティング。
掛け合いが面白い人達...ダー子とボクちゃんとリチャード。
素敵な憎めない悪人...江口洋介さんが演じる赤星のボス。
GACKTさんとジャッキーちゃんの出演も嬉しい。
エンディングテーマのOfficial髭男dism『Laughter』も良かった。
エンドロール後の新選組の劇は何の意味があるのだろう。
この世界の嘘や真実をデクラス(declassified)しているような氣がしてならない。
人の母❓
ダー子若いのにお母さん⁉️
苦労シングルで育て上げた?娘?
実は大富豪の落とし胤?
ダー子のボクちゃんの扱い、おもしろい。
時が時だけに本心だったかも?
後半ヒューマンドラマだった。
心に響いたところも。
またまたドンデン返しドンデン返しの連続❗️
ジェシーが色気たっぷりにネクタイをしごくシーン何回観ても良い💕🌸😘
(再度観て修正するかも、です。)
素直なプリンセス
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シンガボールの大財閥フー家の当主が死んだが、遺言でひと悶着。
3人兄弟達以外に実はもう1人いる、4番目の子供に全てを相続するとのこと。
当然偽物が多々現れるが、全てバレてしまってた。
ダー子は身寄りのない少女を街で救い、自分の娘として上記に名乗りを上げる。
相変わらずのぬかりない抜群の準備により、信じさせることに成功した。
当初は手切れ金をせしめる予定だったが、次期当主として屋敷に住むことに。
当然、兄弟達からは嫌われ、脅迫や殺人未遂めいた事件も次々に起こる。
でも少女は恐れず、ダー子と共にプリンセスを演じ続けた。
それまでが不幸過ぎたので、今の生活で十分幸せなのだった。
そして当主に就任し披露される日、ダー子、江口らはそれそれ計画を立ててた。
しかしフー家に人生を狂わされた本物の暴漢が乱入して暴れる。
心優しい少女は偶然町で会ったことがあるその男とを説得、事なきを得る。
またダー子の計略で偽物の「本物の後継者の母」をフー家執事と会わせる。
娘は生まれる前に死んだと告白させ、偽の証拠品も用意して執事を信じさせる。
フー家に長年勤め、フー家の繁栄のためには何でもする執事の決断は・・・・
ダー子が目論んだ通り、心優しき少女を正式な後継者と認めることだった。
ダー子らは結局何も儲からず終了。これって珍しいパターンじゃない?
別れ際、少女はダー子を本当の母のように慕い、感謝の意を伝える。
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最後のシーンとか結構泣けたわあ。
ダー子ってめちゃくちゃなヤツやけど、今回は優しい母性を感じたなあ。
儲からずとも、彼女自身が結構満足できる体験だったのではないだろうか。
この少女、一体誰なんか分からんかったけど、関水渚ちゃんっていうんやな。
超かわいかったわ。役が純真で愛すべき少女やったのもあるんやろうけど。
ビビアンスーも久々に見たけど、この人は歳を取らんのかって驚いた。
あと前田敦子がちょい役で関西のオバちゃん役で出てたのも笑った(場)
それと春馬くんも相変わらずいい雰囲気出してたなあ・・・。
映画の1作目みたいな大どんでん返しはないが、良いシナリオだと思う。
おれとしては何かと感動できるシーンのある、2の方が好きやな。
変わらぬエンターテイメント品質
ドラマから始まって、出演者の輪を成長させ進める手法は感心。主演者もスタッフもファミリー化しているんだろうな。そんなファミリーから重要な2つのピースを失ったのは辛いなあ。お元気そうだったのに
相変わらずの面白さ。美しい海と豪華なお屋敷とパーティー、現実場馴れした舞台だけでも観客はしあわせになれるし、落ちもなるほどに種明かしで良いんじゃないか。
柴田恭兵が見事に填まって、作品が確実に締まる。
個人的にはかなりお気に入り
(ネタバレなしレビュー)
前作に続き鑑賞しました。個人的には今までのコンフィデンスマンJPのなかで一番お気に入りです。
いつも通り伏線のクオリティも高く見ごたえがありました。ナイフが刺されたときは絶対に死なないだろうと思っていましたが、その通りでした。面白さもありましたが、今までの作品を見てきている人なら少し読める展開だったかもしれません。
そして今までのコンフィデンスマンJPの中で一番みな人間らしさと優しさがありました。少しハートフル感が出ていた感じです。私は良いと思いましたが、人によっては「強盗感が薄くなった」などと違和感を感じるかもしれません。
第一作よりも楽しめた
総合:65点 ( ストーリー:50点|キャスト:70点|演出:60点|ビジュアル:75点|音楽:65点 )
相変わらずの大掛かりな犯罪がとんとん拍子で簡単に進んでいく。一作目は演出の軽さと遊びが過ぎるように思えてはまらなかったが、一作目を観た後で鑑賞したので、軽薄な演出にも慣れてきたし、それに一作目ほどは演出にやり過ぎな遊びがなかったので良かった。
物語についてはいちいち突っ込まないが、結末に関してはこの展開でそんなことでいいのかと思い好きではない。これでは詐欺師達が命の危険を顧みず膨大な手間暇をかけて、何も得ることなく人助けをするということになってしまっている。詐欺師がこんな清廉潔白なことで納得するのが視聴者としてつまらない。フー一家のことも結果的に救ったわけだし、それに見合う報酬を得るべきだと思う。
出演者は、ガクト等けっこうな有名人がちょい役で登場したり、柴田恭兵とビビアン・スーが出ているのは嬉しい驚きだった。
こっくりは誰の子かもわからないなんていうことだから、冒頭からわかりやすい前振りだな、この子が本当はフー家の実の子なんだろうかと思っていたら外れてました。流石にそこまで安直ではなかった。
コンフィデンスマンJPの2作目
ハーモニーの美しさと楽しさが、いっぱいのコメディ映画です。
主要出演者の多さ・・・まるでオーケストラ並みですよ。
それがダー子(長澤まさみ)ボクちゃん(東出昌大)リチャード(小日向文世)の、
詐欺師トリオだけが目立つのではなくて、
出演者一人一人が輝き、コラボして楽しい雰囲気が際立つ『プリンセス編』でした。
先の『ロマンス編』はコンゲームの緊張感いっぱいで、食うか食われるかの、
大事件と、どんでん返しの連続と派手でしたが、
今回は世界的大富豪レイモンド・ラウの遺産12兆円を相続する隠し子ミシェルを、
コンフィデンスマンJPの3人が、孤児のコックリ(関水渚)をミシェルに仕立て上げて、
遺産を狙う・・・
メインテーマはコレなんですけれど、今回はただの詐欺師の騙し合いではない。
ただ頷くたげのだけのコックリが、帝王学を教育されて勉強して、日に日に賢く美しくなって行きます。
ひとりの貧しい少女の成長物語としてとても清しい気持ちになります。
人生、お金だけでない・・・そんなメッセージさえ感じてしまいます。
そしてジェシーの三浦春馬くん、スタアの竹内結子さんふたりのの弾ける笑顔。
特に春馬くんのダンスシーン、永遠版として目に焼き付けました。
舞台となったのはマレーシアのランカウイ島の豪華リゾート地。
亡き主人レイモンド・フウの執事のトニー(柴田恭兵)
トニーはコンフィデンスマン初登場ながら、なかなかの貫禄と存在感でした。
律儀で誠実なのに、敵に回したらヤバイゾ感、凄かった。
ダー子にいつもいつもヤられる赤星(江口洋介)
いつも遅れて来る五十嵐(小出伸也)
前作に増してスケールが大きく、キャストも期待通りに遊びまくり、
その相乗効果で、ますます楽しい。
脚本、演出そしてキャストのコンビネーション抜群です。
最後にある「タネバラシのシーン」
やっぱりなるほどねーと楽しい。
(エンドロールの最後の最後にコントがありますので、これもお見逃しなくね)
日本的な王道のコメディ映画です。
最初から最後まで騙される
ドラマから映画に繋がって2作目
正直シリーズものになると面白く無くなる不安があったのですが不要な悩みでした。
コックリをお姫様にしていく物語に見せかけて実はコックリ自身が元々素質があった、最初からお姫様だった。きっとだれしもお姫様になれると思わせてくれる作品でした。
長澤まさみさんがお綺麗なのでお母さんよりはお姉さんにしか見えないのですがいつからコックリを残す気だったのか、そこは本人にしか分からない部分が良かったですね。
そして本当に最後の最後で騙される。バクバクの心臓のままlaughterが流れるところまで完璧でした。
プリンセスは嘘だらけ♡
"コンフィデンスマンJP(劇場版)" シリーズ第2作。
Amazon Prime Videoで鑑賞。
前作にも増してキャストが豪華になっていたし、海外ロケもさらにスケールアップして、これぞ劇場版と云う感じ。ストーリーはTVスペシャルで充分な気がしたけれども。
セレブ一族のテンプレみたいなフウ家の面々を相手取り、コンゲームを仕掛けるダー子、ボクちゃん、リチャード。宿敵・赤星も参戦し、莫大な遺産を巡るドラマは予想外の展開へ。
ダー子によってプリンセスに仕立て上げられたコックリの運命は、なるほどそう来たかと膝を打ちました。嘘が誰かを救い世界を変える。それはもはや嘘ではなく、誠となる。
[余談1]
柴田恭兵の執事が燻し銀でカッコいい!
[余談2]
本作のポスター、ある意味前作のネタバレでは?
勘のいい人なら、前作のオチが分かっちゃうかも。
※修正(2024/03/14)
いやー、これは凄かった、参った!
ライバル詐欺師が変にかき回してこないし、目的も分かりやすいので前作よりも断然見易い。
このまましょうもないどんでん返し無く、優しさ溢れるコックリのシンデレラストーリーで終わってもいいのになぁ。
なんて詐欺師の映画なのに思ってたら、
仕込みバレバレのナイフで殺されるシーンで一旦覚めた。
そっからのタネ明かしは細かい設定はともかく
手紙の持主含めて予想通り。
ダー子と赤星は、もはやルパンと銭形みたいな関係ですな。
そして、コックリとの別れの場面は、
柴田恭平演じるトニーの決断や、彼女の事を想うダー子達の優しさが溢れる名シーンだったな。
と、しっぽりした気分に浸ってたら、
レイモンドの壮大な仕込だったとは!
それもキチンと前作と絡ませるとは、いやー、これは凄かった、参りました!
前作の香港屋台シーンで、もしかしてレイモンド的な人物が映ってるかも、そしたら半端ねーな!と思って確認してみたら、
ブルースリースーツ着ての屋台シーンがそもそも無かった‥。
何だよー、肝心なところのツメが甘いなー。
相変わらず面白いけど爽快感は△
本シリーズの大ファンです。
ここ数年で一番好きなシリーズで、前作の映画はもう最高に最高でした。
今作もストーリーとしてはとてもよかった。コンフィデンスマンシリーズでなければ大満足だったと思います。
ただコンフィデンスマンファンとしては、今作も最後にあっと驚くどんでん返しがあるのかな?と期待していたのですが、残念ながらそこは物足りない感じでした。予定調和エンドと言いますか。
こういうのもたまにはありだよねーと思いつつ、やっぱり最後に特有の爽快感を感じたかったのでやや不完全燃焼。
でも面白いんですけどね!!
もし、特有の爽快感を求めてるのならやめなさい。
はっきりいって、好みが分かれる作品だと思います。僕は、コンフィデンスマンjpシリーズの大ファンです。ドラマだって全部見た、映画だって3度は見た。このシリーズの醍醐味は、エンディングに主人公らが浴びるようにかっさらった大量の札束を弄ぶシーンです。まるで成金、富豪の遊びのように札束を部屋中にばらまくように舞うのです。そのシーンがもう鳥肌鳥肌。他には、主人公らが負けたなと思うシーンがよくあるのですが、それすらも計算のうちになっているのです。爽快でしかない。偽善者から義賊が大金をかっさらう!!それが爽快なのです!しかし、端的に言えば、今作は「プリンセス」を作ろうという話です。行く宛てがない少女をプリンセスにしたてあげる。その末には大金が。だかそれには手を付けない。例えばただの詐欺師がプライスレスに恋焦がれるみたいな話です。感動モノのストーリーとしては流石と言うべきですが、痛快なストーリーとしてはイマイチという感じです。
これはおもしろい
コンフィデンスマンの中で一番好きな回でした。
笑あり、涙あり、騙しあり、最高でした。
最後はレイの思惑通り!
本物のミシェルが現れることはない。
あの子が本物のレイが望んだミシェルでしたね。
騙されまくりのハッピーハッピーエンド。
ステキな映画でした。
すごく好き!
本物も偽物もない
前作映画は劇場で観た
今回はアマプラ観賞
ドラマは観てません
ドタバタ展開も全部、予定調和の上でダー子の掌の内なのは分かっていても楽しめる
偽の手紙を書いたのが誰なのかも我々はすぐに察せるし、そもそもあの手紙が偽物だと言う事は買い取ったトニーも解っているし、しかし保身というよりは使命を守る為に信条と利害が一致したと言う事
エンドロール後の2年前のエピソードで、ダー子の発言からレイモンドが影響を受けた事がその伏線にもなっているし、ミシェルなんて子もいないので一番大きな絵を描いていたのは実はダー子ではないんだね…
この映画のご都合主義はとても丁寧に小気味良く展開されていて、観る者達へ劇中の嘘を仕向ける事にも躊躇がない
次回作も楽しみにしています
(しかし重要な役の三浦春馬さんと竹内結子さんがお亡くなりになった現状、代役になるのでしょうか?気がかりです)
٩( 'ω' )و
昨日の自分を超える…
高貴なのは成長すること、偽のプリンセスが本物のプリンセスになるまでのサクセスストーリー。この映画自体、ラストは上手くいくに決まってるので、ハラハラドキドキ感はないが、どこからが騙し、種明かしがコンフィデンスマンの見どころ。トニーを騙すため、スターがミシェルの母に扮するところ、そもそもフウはダー子のアイデアからミシェルと言う娘を作り出したことは分からなかった。ダー子達に騙されて、喜ぶ赤星の笑顔が良い。
最終章
ドラマシリーズから見続けていたので、配信されて早速見ました。
内容は、ある国の資産家が亡くなりその相続を誰も知らない子供に相続させるという遺言が出てきて、そこから物語が進んでいきます。
主人公達のお決まりユーモラスの感じと今まで登場してきた敵キャラ達が出てきてワクワクしました!
「嘘も信じていれば、本当になる。」
信じる事自体がとても大変で、本当の事でも疑ってしまう。
信じぬく事で思わぬ事に変えていける。
そんな勇気をくれました。
とてもいい作品で面白かったです。
話のクオリティが高い
話のクオリティが高くて引き込まれました!
前作の映画版は見てるんだけど
テレビシリーズは見てないんだよね、観ようかな。。
最後のオチ(香港編のやつ)あれは絶妙で良いね!
本物のミッシェルはどうなってるのかって考えて見てたけど
あれは全く想像つかなかった。
まあ、ご都合主義なところもあるけどそこはコメディだし
楽しく終わらないとね。
しかし竹内結子や三浦春馬など実に残念。
続編にはもう登場しないんだね。。
今回はモナコがあんまり出てなくてちょっと残念だったかな。
パート3も来年やるみたいだしそっちに期待。
今回★4つけたけど、惜しいかな
なんでかわからないけど漂うテレビ感が抜けず
ちょっと、ゴージャスな感じがしないんだよね。
なんでだろう?
日本の映画に多いんだけど、わかる人いるかな?
やっぱり好き
今回はどう騙されるんだろうと推測するけど、なかなかあたらない。笑
毎回楽しませてもらってます!
爽快感の後にくる、ジェシーとスタアの遺作ともあると思うと、なんともやるせない気持ちも込み上げてきました。もっと見たかったし、騙されたかった。
ルパン?
お宝を狙っていた筈のルパンがヒロインの為に・・・・・ってパターン。江口が銭形ポジションみたいになってるし。こっくりとの別れのシーンは、ほとんどカリオストロの城ラスト。
まだ続編作るだろうに、二作目でこれって展開として良いのかな?
内容的には面白いとは思うし、最後のオチは想像出来なかった。
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