「気持ちの良い空の下で放出したい。」ターコイズの空の下で バリカタさんの映画レビュー(感想・評価)
気持ちの良い空の下で放出したい。
まー、色々ありますよ。
話のとっかかりが強引すぎるとか、え?大した経験してませんよ?それでそんなに?とか。
酒浸り女浸りだけでは、放蕩と言うより女好きに見えるとか。結局、どんな男かはわかりませんから、変化がイマイチ響かない、、、。
とかとか、言いたいことは山程ありますが、モンゴルの空、山、草原の風景を見てたらどーでもよくなりました(笑)
ホント、説得力ある絵なんだよなー。
僕も◯◯ションしたい!
監督自身がモンゴルに魅せられたみたいで、全編からモンゴルいいとこ!って感じがにじみでてます。
これでもか!ってくらいに。
さて、旅。
旅ってホント勉強になるんですよね。特に日本語が通じない国へ一人で行くと。
まず、自分の無力さを思い知らされます。あと、周りから見た日本、自分を自らが評価できます。
だから、自ずと成長しちゃうのかもしれません。
本作がうまいなーって思うのは、旅を進める過程で主人公を何の武器も持たない一人の人間にしていく点です。
もう、人間力で対応するしきない状態に持っていく感じがとってもよかった。
良いエピソードばかりです。
あと、おじいさんエピソードは戦争絡み。
お恥ずかしいですが、え?そんなことあったの?って。
僕(僕ら?)は戦時に日本が他国に何をして。どんな関係だったのか?を知らなすぎるし教えなさすぎると改めて痛感。
僕こそ旅ならびに勉強が必要ですね。
モンゴルに一度は行ってみたくなる良作です。
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