「今だこそモンゴル」ターコイズの空の下で のりameno_anbietaさんの映画レビュー(感想・評価)
今だこそモンゴル
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会話の少ない作品だった
その分、俳優さんたちの目の動きとか
表情とかが決め手となる。
正直モンゴルの俳優さんたちがこんなに表情だけでお芝居ができるとは思わなかった
また音楽も風景も素晴らしく
息の詰まるような今の日本から少し旅をした感じがした
マスクをしているのに
あの広い草原で深呼吸をしているような気持になった
映画には筋書きがなくても大丈夫なのだとも感じた
ただひとつだけ、この作品を理解できる人にとって
柳楽優弥演じるタケシの成長は、ゲルの女生との関係性で十分読み取れるので
ラストの部分は蛇足だ。祖父が娘と電話で話せたところで終わったほうが
余韻の残る作品になったように思う。
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