映像研には手を出すな!のレビュー・感想・評価
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予想以上だったけど訳わからんとこもあり
コロナで家時間が増えて、乃木坂を見る機会が増えた。そんなときの映像研だったから、すかさず観てみた。予想以上の好感触。リアル斎藤飛鳥から浅草みどりキャラへの変化が面白い。飛鳥の新たな魅力だな。山下美月と梅澤美波も、乃木坂一期生が卒業しても、乃木坂を支えていくだろう魅力を感じた。この2人は、斎藤飛鳥に続いて、乃木坂のパフォーマンスでもさらに伸びて、目立つ存在感が増してくるだろうなあ。
こじゃいましゅ・・・。
アニメを作りたい高校生が、生徒会の圧政に阻まれつつも部活を存続させオリジナルアニメをつくることを目指す物語。 ・・・ってことで良かったのかな?? 原作、ドラマは観たこと無く、予備知識が一ミリもなかったのがいけなかったのか、あまり細かい内容を理解できず(^-^; 浜辺美波が クンッ したり、想像(妄想?)のロボットが動いたり、終始叫んだり泣いたり・・・ とにかくハチャメチャでよくわからず。。 でもそこが良さなんでしょうね。 本筋とはそれるけど、教職員のもと、乱立したり風紀を乱す団体を粛清しようとする生徒会や、それに対抗しようと手を組む団体・・・というのはある意味国際社会の縮図を高校生が体現しているようで面白かった(大袈裟?)。 また、徹夜の取り締まりのところでの真似事部(?)の活躍には思わずニヤリとさせてもらえたし、何より齋藤飛鳥が可愛かった。その他、ちょいハスキーボイスでかったるそうに喋るお父さんが良かった。 乃木坂は好きだけど、そんな演技ができるイメージではなかったが、本作は皆かなりハマっていたのでは? 全体としては、さすがに予備知識が無さすぎたのが災いしたか、そこまでのれなかった。
素材良し
出演者は魅力一杯、映像も素晴らしい、音楽効果も迫力あり、集めた素材が本当に素晴ら しい。でも、それをお客さんに見せる段階でまとまっておらず。お金払って見に来る人は 監督の1人遊びが見たいわけではない。こんなにも素晴らしい素材を集められるので あれば、きちんとお客さんに見せる内容にしてから公開して貰いたい。
高い映像技術にびっくり
原作もドラマも全く知らないままの観賞でしたが、意外に楽しめました。後半から巻き上げる疾走感は観ていて気持ちいいですし、なにより映像技術がかなり高いことに驚きました。 3人のキャラクターもそれぞれ際立っていて良い!なかなか個性的な役を上手く演じていたと思います。
アイドル映画にあらず。素晴らしい出来。
乃木坂3人とも最高の演技。共演者もとても良い。ひとりよがりの難しい映画なんて観たく無い。細部にこだわった、映像美と相まって素晴らしい出来。
金森氏が残念
ず〜っと世の中で一番素晴らしい職業はミュージシャン。二番目は漫画家。三番目が映画監督だと思っていた。20代半ばで「風の谷のナウシカ」というとんでもない「映画」に出会って、アニメが一番最強であることを思い知ったのである。「映像研」は大童澄瞳の「アニメーション愛」が爆発している傑作なのだが、「モノ作りの映画」が面白く無いわけが無いのである。当然原作漫画と評価の高いTVアニメと比較されるベクしての映画であるが、これはこれでアイドル映画と割り切って観なければならない。それで十分面白いし感動出来るし、やはり実写はアニメに敵わなかったかと変に納得いたします。ただあまりに演技過剰でギャーギャーうるさい。黒澤へのオマージュは必要なし、そんなことで映画を作ってはいけないと思うのだ。私の高校時代、文化祭での自主制作8mm映画上映を少し思い出して泣ける。
原作とアイドルに擦り付けられた糞
アイドル方は頑張っていた。 それだけに監督とプロデューサーに作品への愛が全く感じられないのが最悪だった。 短い時間に納める為に派手に、大げさになった。 それはわかる。 しかし、それをカバーするだけのシナリオと演技が追いついていない。 しかも、大事な所を短縮しておいて糞みたいなオリジナル要素、しかもそれが無駄に配役を増やす為だけの糞改悪。 特に金森氏の活躍、同人即売会を事実上認めさせる展開を完全敗北にする必要はあったのか? 粗を気にしなくさせるだけの要素がほぼない。 伏線は悪くはなかったが、結局ピュー子は放置の上、統合させられた有象無象の部活はどうなる?投げっぱなしやんけ! 生徒会どれだけ悪者にしたいの? 原作じゃちゃんと生徒会としての立場と筋を描いていたのに…… 大体、アニメ製作の話しなのに作ったアニメをしっかりと見せるシーンがない! もう、監督完全にアイドルドラマを見せるつもりじゃん! シナリオがアイドル映画だと思ってガバガバを屁とも思っていないんちゃうか? 最後にちょくちょく写ったアニメが面白そうだっただけに糞。 原作が良かったのでこれですんだが、個人的に要注意監督の一人に名を連ねたわ。 乃木坂好きなら観ても面白いかもしれないが、原作ファンはイライラが溜まると思う。 点数は原作とアイドルの頑張り分。
浅草氏は現代のアン・シャーリーだ
こういう「暴走する夢想家」をどこかで見たことあると思ったら「赤毛のアン」のアンではないか。膨大な知識と無限の想像力で些細な事も壮大な物語に変えていく天才。実際付き合ったらめんどくさそうだが……。齋藤飛鳥は多分今まで聞いたこともないはずの用語をすらすら淀みなく喋れることに感心した。他の2人も共演の新々女優たちに負けてない。ただのアイドルでは無かったのか!これは乃木坂工事中(てまだやってんだっけ)も見ねばなるまい。これだけワクワクさせるドラマもアニメ版にはかなわないとの評価を聞くと、アニメ版こそまず先に観るべきか。でもアマゾンプライムでまだ有料だからなあ…
妄想の映像化と音響が見事だけど、少し展開が分かりにくい面も。
原作はコミック版を少し読んだ程度で、ドラマ版は未見。乃木坂46に至ってはこれまで全く関心がなかったという、ないないづくしで鑑賞した観客による感想です。 英勉監督は今年に入って作品を連発していて、直近では『ぐらんぶる』に続いての鑑賞となりました。若手の俳優を起用し、作品世界に合うように演出していく手腕の見事さには今回も感心しました。 乃木坂46の主演三人も役を見事に演じきっていましたが、なるほど、ドラマ版の経験を踏まえていたんですね。特に齋藤飛鳥が素晴らしく、後から「乃木坂」で活躍している画像を見て、あまりの変貌ぶりに驚いてしまいました。 意外に音響が重要な役割を果たしており、劇中で音響担当が手腕を発揮する場面では、重低音と振動に全身が包み込まれるような感覚を覚え、これだけでも映画館で観て良かった、と実感しました。 物語は舞台となる高校の文化祭に向けた取り組みと、映像研の存亡、という二つがサスペンスとなっており、最後まで展開にほとんど緩みがないところはさすがの演出力と感心しました。マイナーな部のユニークさ(というか、この高校にはニッチな部しか存在しないのか?)、黒澤映画のオマージュなど、見所も多くて最後まで楽しませてくれます。ただ水崎ツバメと両親の関係については、原作をちょっと呼んだだけでも両者の関係はすぐに理解できるんだけど、本作単体では明らかに説明不足で(単なる見落としかなぁ?)、語りの詰めの甘さが少し残念でした。
注目の若手女優、詰め込みました
すごいですね、英勉監督。 今年だけで計4本も映画を上映。彼の作品は癖になります。先週は妖怪人間ベラ、今週は今作。 英ワールドにずっぽり浸かっちゃったな。 期待度はなかなか高めです あぁ、そうか、そうなのか。 原作もドラマも知らないので、自分に合うか心配だったがダメだったようです。合いませんでした 正直に言うと全然面白くありませんでした 部活や同好会が信じられない高校に現れた部活、映像研は創立そうそう様々な問題に直面し早くも継続が危うくなってしまう。 今回は久々に評価を下げた原因からお話しましょう。 まず、文化祭みたいだった。 これは完全に自分の好みかもしれませんが、ハッキリとした話し方や大袈裟な身振り素振り、相手の言ったことを繰り返すのが苦痛でした。せっかく、演技力抜群の若手女優かき集めてるのになぁ...。詰め込むだけじゃダメだよ。 わざとらしく、感情移入が全く出来ないまま終わってしまった。分かる人いるかな... そして、英監督では毎度の事なのですが話の進み方が雑。今回は特に酷く、ぬめっと始まってぶちっと終了。テンポもラストも良いんですよ?だけど、ねぇ、ラスト前まで興奮も笑いも何も無かったのよ。別に映画にする必要はなかったのでは...? 監督の個性を出しすぎてしまったのか、「賭ケグルイ」「前田建設ファンタジー営業部」「ぐらんぶる」と似たり寄ったり。そのおかげで超つまらねぇ!とはならないんだけど、目新しさにかけるというかすぐお腹いっぱいになる。 ストーリーに魅力を感じない。 「うん、それで?」という目線で見てしまう。 そうなってしまったのは"変化"の描き方でしょう。 ドラマを見てたら良かったのかな〜...。どちらにせよ、ハマらなかったとは思うけどね と、かなりボロボロ言いましたが、もちろんいい所もありましたよ。 演出は別として、若手俳優盛りだくさんで面白かったですね。幽霊お父さんにビビっていたモニカが...、あんなにホンワカしていた由奈が...。 北村匠海以外のふりふらキャストがいるのは贅沢ですね エンディングはこれも英監督作品では毎度の事なんですが、素晴らしかったです。今回はその路線でいったんですね、パンフレットが欲しくなる戦略か。 伏線回収は拍手喝采 ネタバレは出来ませんが、これだから英勉監督は辞められないんですよ。繋げ方、綺麗じゃ と、ラストの良さでいい映画だと思ってしまいそうですが、これも監督の毎度こと。今回はかなり辛口ですが★2.5ということで。 個人的には梅澤美波がタイプです(聞いてない)
最強の世界は実写でも最強だった!
「行こう、最強の世界。」 行ってきました! 控えめに言っても最強でしたね! 原作を知っている人は、途中から最後はあのセリフだなと気が付くと思うけど、それでも最高なんですよ! 本作はドラマの続きで、ドラマ同様にアニメーションはほとんど見せない演出なので、僕の好きな水崎氏とおばあちゃんのエピソードシーンとかはごっそりカットされていましたが、実写オリジナルのキャラが満載でありながら、ドラマと同じようにちゃんと回収して、これはこれで最高な演出だと思いましたね。 また、乃木坂3人衆も演技が完璧。 ほぼ同時期に上映していた、日向坂46のハッピーオーラ満載のドキュメンタリーも、欅坂46の悲壮なドキュメンタリーも、乃木坂46はこの3人で相手をした感じですが、最強の世界で貫禄勝ちでした。 原作はこの続きがまだあるわけで、続編がみたい!期待しています!
原作好きとしては、ぎりぎり合格点
長い振り返り、一部のシーンの舞台風の演技、中途半端なパロディ、コメディ要素の弱さなど分かりやすいマイナスポイントを上げていけばきりがない。 しかし、原作という観点から見ると、大枠で芯は外していないように思うし、 尺長目の議論シーンを間延びさせない工夫とか、その議論の結果として形になったロボットの出来映、音響の迫力、映像の特に明暗のレンジの広さにしても映画館の利点を活かしている点を以って合格点と評価しておきたい。 欲を言えば、主役三人(+百目鬼)だけでなく他の人の協力によって作品が完成したという点をもっと強調して欲しかったし、何よりその作品をもう少し見せて欲しかった。
なかなかいいではないか
乃木坂を愛でる映画かなと思いながら観に行ったけど、思ったよりよかった。乃木坂好きなのでドラマも眺めてたけど、まぁその延長線上ではあるが。。
オープニングから開始20分くらいは正直退屈でやばいのに手を出したかと思った。。ドラマ見てない人への解説かもしれないけど、回想に入る合間の誰だよ!ってやつらの大げさ演技がくどくて萎えた。
ストーリーが始まってからはまずまず楽しめた。斎藤飛鳥は相当変なキャラなのに違和感がなく、やはりかわいい、うまい。梅沢美波は背高くてカッコよくて最近好き。演技も上手い気がする。
この作品に出てくる部活はほんと細分化されてて面白い、笑。いったい何人生徒いるマンモス学校なんだろう。。この部活の乱立っぷりは確かにやばい、笑。
アニメに反対の両親から守るための友情と熱意が親に伝わって、、みたいな最後はベタすぎだけどいい。ただ親父が最後👍ってやるだけってのはいかがなものかと思う。。なんかチャラい、笑。せめて少し素敵な一言かけろよ。
ふりふら4人のうち3人も出ていたが、浜辺美波の無駄遣いはちょっと、、宣伝用?客集め?ストーリー的にも正直いる?っていう立ち位置で。。逆に福本莉子はドラマから出てたけど、ふりふらとは全然キャラが違くて、これはこれでやんちゃでかわいくて、演技のうまさを感じる。
完成したカニとロボもうちょい見たかったなーと思いつつ、高校生があの人数と時間でできるリアル&感動するものってなかなか表現難しそうだから、あれで正解な気もする。
もっと×∞がんばりましょう
130本目。 11時40分から観たい作品がある。 その前に観れる作品をと言う事で、チェックすらしてなかったけど、まぁいっかと思い。 声は大きく、セリフはハッキリ、リアクションはキチンと、舞台が高校と言う事で高校生レベル、いやそれ以下の芝居。 つーか映像作品で舞台の芝居をやられても、うるさくて耳障り。 声と言うか音の使い方が下手。 話が頭に入ってこない。 最初の羅生門のパクりみたいな所に出てた男達もそうだけど、全体的に男の芝居が自己陶酔、勘違いしそうな演技でイライラする。 でもね、役者さんに罪はないんです。 全ては監督の問題。 多分、初めてましての可愛い子ちゃんがいたけど、黒歴史にならなければいい。 まあ一つだけ良かった所をあげるならば、なんとなく青春。
2020年代アイドル映画の幕開け!!!
本作は大童澄瞳氏の同名漫画を原作にしています。 今年の始め、「きみと、波にのれたら」等で知られる湯浅政明監督によってTVアニメ化されて、高いクオリティと怒涛の展開と演出が話題になりました。 私はこのアニメをキッカケに本作のドラマ版、そして今回の映画を拝見しました。 まず初めに、アイドル映画について簡単に説明させて下さい。 アイドル映画は、角川映画によってその名が作られた新しい映画のジャンルです。 「セーラー服と機関銃」薬師丸ひろ子氏、 「時をかける少女」原田知世氏、 「晴れ、ときどき殺人」渡辺典子氏など、 アイドルの魅力と監督の個性を最大限に引き出す作品の質と、 そのアイドルのファン達を映画館に足を運んでもらうビジネス、 この両者を最大にもっていったのがアイドル映画です。 その後、「黄色い涙」嵐、「幕が上がる」ももいろクローバーZなど、 2000年代、2010年代と代表するアイドル映画が誕生してきました。 そして今年2020年代の幕開けで、このトンデモないアイドル映画が生まれました! 本作の主演である、アニ研の電撃3人娘を乃木坂46の齋藤飛鳥・梅澤美波・山下美月の3人が演じています。 この3人が凄いんです! 何が凄いかというと、アイドルの空気・オーラを完全に消して役そのものになっているのです! 齋藤氏は乃木坂46のセンターやドラマ、映画「あの頃、君を追いかけた」で知っていましたが、 そこからのイメージだと清純や王道ヒロインが似合う感じでした。 ですが本作で演じた浅草みどりは極度のコミュ障、アニメの事になると自分の世界に入って超早口で話すというクレイジーな主人公です。 齋藤氏のイメージと全く正反対のキャラをどう演じるかと思えば、見事変顔やオドオドした歩き方などコメディアンとしての新境地を開きました。 個人的に次回出演作を観たい注目の若手女優の一人です。 梅澤氏と山下氏は、ファンには申し訳ありませんが、本作のキャスト発表されるまで全く知りませんでした。 ですが調べると、梅澤氏は身長170㎝の抜群のスタイルで、演じた金森さやかのビジュアルをそのまんま写したようなハマり役! 山下氏はCanCam専属モデルで、演じた水崎ツバメがカリスマ読者モデルでこちらもハマり役! 見事にハマった2人は思いっきり振り切った芝居をして、アイドルと言われなきゃ分からない程、素晴らしかったです。 こうしてアイドルとしての魅力と役者として役にハマる相互関係を最大限に出せたのも、 監督の英勉氏の手腕があってでしょう。 「あさひなぐ」で乃木坂46と組み、彼女達の魅力と映画としての魅力を引き出し、 それ以降も数々の漫画作品の実写を手掛けています。 個人的に「賭ケグルイ」のドラマ・映画は群を抜いて凄いです。 ぶっ飛んだ設定とキャラクターを、若手俳優達がここまでやるかという程、変顔などの顔芸や振り切った芝居、そして観客に向けて語る口上回しといった演出で、原作の魅力を実写に落とし込み最大限に発揮させました。 こうして主演の3人と監督の化学反応が予想を遥かに超えて最大限に発揮し、 2020年代最初の今年に、トンデモなくクレイジー、かつ映画の自由さを教えてくれる凄いアイドル映画が生まれた事に幸せを感じます!
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