劇場公開日 2020年9月25日

「基本的にはファン向けか。ブッ飛んだ世界観の青春ムービー!!」映像研には手を出すな! 門倉カド(映画コーディネーター)さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0基本的にはファン向けか。ブッ飛んだ世界観の青春ムービー!!

2021年1月11日
PCから投稿

笑える

楽しい

単純

【賛否両論チェック】
賛:巨大な権力に、それぞれの個性を活かして戦いを挑んでいく姿が、痛快で楽しい。
否:設定や世界観がブッ飛んでいるので、そもそもの好き嫌いが大きく分かれそう。予備知識もあった方がイイ。

 一応冒頭で色々と説明はしてくれますが、やはりテレビドラマ版等の予備知識はあった方がよさそうです。
 巨大な権力を振りかざし、部活動の統廃合を目指す大・生徒会に対し、主人公達がそれぞれの強みを活かし、裏をかいて戦いを挑んでいく姿は、まさに痛快そのものです。登場人物達の個性的すぎるキャラクターにも、思わず笑ってしまいます。
 ただ、大・生徒会が全てを牛耳る学園の非現実的な設定や、ものすごくご都合主義な展開の連続、そしてどうしても世界観そのものへの好み等、好き嫌いは極端に分かれそうな作品であることは、間違いなさそうです。
 まさかの浜辺美波さんもご出演されています(笑)が、基本的には出演者のファンの方向けの作品といえるかもしれません。気になった方は、テレビドラマ版から是非。

門倉カド(映画コーディネーター)