劇場公開日 2020年9月25日

「金森氏が残念」映像研には手を出すな! たあちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5金森氏が残念

2020年10月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

ず〜っと世の中で一番素晴らしい職業はミュージシャン。二番目は漫画家。三番目が映画監督だと思っていた。20代半ばで「風の谷のナウシカ」というとんでもない「映画」に出会って、アニメが一番最強であることを思い知ったのである。「映像研」は大童澄瞳の「アニメーション愛」が爆発している傑作なのだが、「モノ作りの映画」が面白く無いわけが無いのである。当然原作漫画と評価の高いTVアニメと比較されるベクしての映画であるが、これはこれでアイドル映画と割り切って観なければならない。それで十分面白いし感動出来るし、やはり実写はアニメに敵わなかったかと変に納得いたします。ただあまりに演技過剰でギャーギャーうるさい。黒澤へのオマージュは必要なし、そんなことで映画を作ってはいけないと思うのだ。私の高校時代、文化祭での自主制作8mm映画上映を少し思い出して泣ける。

たあちゃん