劇場公開日 2020年9月25日

「原作とアイドルに擦り付けられた糞」映像研には手を出すな! 鶴伊賀ろあさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0原作とアイドルに擦り付けられた糞

2020年10月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

アイドル方は頑張っていた。
それだけに監督とプロデューサーに作品への愛が全く感じられないのが最悪だった。

短い時間に納める為に派手に、大げさになった。
それはわかる。
しかし、それをカバーするだけのシナリオと演技が追いついていない。
しかも、大事な所を短縮しておいて糞みたいなオリジナル要素、しかもそれが無駄に配役を増やす為だけの糞改悪。
特に金森氏の活躍、同人即売会を事実上認めさせる展開を完全敗北にする必要はあったのか?
粗を気にしなくさせるだけの要素がほぼない。
伏線は悪くはなかったが、結局ピュー子は放置の上、統合させられた有象無象の部活はどうなる?投げっぱなしやんけ!
生徒会どれだけ悪者にしたいの?
原作じゃちゃんと生徒会としての立場と筋を描いていたのに……

大体、アニメ製作の話しなのに作ったアニメをしっかりと見せるシーンがない!
もう、監督完全にアイドルドラマを見せるつもりじゃん!
シナリオがアイドル映画だと思ってガバガバを屁とも思っていないんちゃうか?
最後にちょくちょく写ったアニメが面白そうだっただけに糞。

原作が良かったのでこれですんだが、個人的に要注意監督の一人に名を連ねたわ。
乃木坂好きなら観ても面白いかもしれないが、原作ファンはイライラが溜まると思う。

点数は原作とアイドルの頑張り分。

鶴伊賀ろあ