劇場公開日 2020年9月25日

「注目の若手女優、詰め込みました」映像研には手を出すな! サプライズさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5注目の若手女優、詰め込みました

2020年10月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

寝られる

萌える

すごいですね、英勉監督。
今年だけで計4本も映画を上映。彼の作品は癖になります。先週は妖怪人間ベラ、今週は今作。
英ワールドにずっぽり浸かっちゃったな。
期待度はなかなか高めです

あぁ、そうか、そうなのか。
原作もドラマも知らないので、自分に合うか心配だったがダメだったようです。合いませんでした
正直に言うと全然面白くありませんでした

部活や同好会が信じられない高校に現れた部活、映像研は創立そうそう様々な問題に直面し早くも継続が危うくなってしまう。

今回は久々に評価を下げた原因からお話しましょう。

まず、文化祭みたいだった。
これは完全に自分の好みかもしれませんが、ハッキリとした話し方や大袈裟な身振り素振り、相手の言ったことを繰り返すのが苦痛でした。せっかく、演技力抜群の若手女優かき集めてるのになぁ...。詰め込むだけじゃダメだよ。
わざとらしく、感情移入が全く出来ないまま終わってしまった。分かる人いるかな...

そして、英監督では毎度の事なのですが話の進み方が雑。今回は特に酷く、ぬめっと始まってぶちっと終了。テンポもラストも良いんですよ?だけど、ねぇ、ラスト前まで興奮も笑いも何も無かったのよ。別に映画にする必要はなかったのでは...?

監督の個性を出しすぎてしまったのか、「賭ケグルイ」「前田建設ファンタジー営業部」「ぐらんぶる」と似たり寄ったり。そのおかげで超つまらねぇ!とはならないんだけど、目新しさにかけるというかすぐお腹いっぱいになる。

ストーリーに魅力を感じない。
「うん、それで?」という目線で見てしまう。
そうなってしまったのは"変化"の描き方でしょう。
ドラマを見てたら良かったのかな〜...。どちらにせよ、ハマらなかったとは思うけどね

と、かなりボロボロ言いましたが、もちろんいい所もありましたよ。

演出は別として、若手俳優盛りだくさんで面白かったですね。幽霊お父さんにビビっていたモニカが...、あんなにホンワカしていた由奈が...。
北村匠海以外のふりふらキャストがいるのは贅沢ですね

エンディングはこれも英監督作品では毎度の事なんですが、素晴らしかったです。今回はその路線でいったんですね、パンフレットが欲しくなる戦略か。

伏線回収は拍手喝采
ネタバレは出来ませんが、これだから英勉監督は辞められないんですよ。繋げ方、綺麗じゃ

と、ラストの良さでいい映画だと思ってしまいそうですが、これも監督の毎度こと。今回はかなり辛口ですが★2.5ということで。
個人的には梅澤美波がタイプです(聞いてない)

サプライズ