「原作好きとしては、ぎりぎり合格点」映像研には手を出すな! shining stoneさんの映画レビュー(感想・評価)
原作好きとしては、ぎりぎり合格点
長い振り返り、一部のシーンの舞台風の演技、中途半端なパロディ、コメディ要素の弱さなど分かりやすいマイナスポイントを上げていけばきりがない。
しかし、原作という観点から見ると、大枠で芯は外していないように思うし、
尺長目の議論シーンを間延びさせない工夫とか、その議論の結果として形になったロボットの出来映、音響の迫力、映像の特に明暗のレンジの広さにしても映画館の利点を活かしている点を以って合格点と評価しておきたい。
欲を言えば、主役三人(+百目鬼)だけでなく他の人の協力によって作品が完成したという点をもっと強調して欲しかったし、何よりその作品をもう少し見せて欲しかった。
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