「理不尽さがある事は当たり前!」映像研には手を出すな! 原健彦さんの映画レビュー(感想・評価)
理不尽さがある事は当たり前!
この映画の理不尽さにリアリティーを求めては駄目です。理不尽さとの戦いに注目すれば極めて楽しい映画でした。最近理不尽さを失くす事ばかり言われるが、理不尽さとは戦って勝ったり負けたりするもの。理不尽さが何か間違いのように扱われる世の中だが、理不尽さはあって当たり前!人類史上理不尽さがなかった時代はないし、理不尽さがない理想な世の中などこれからも来ない。
理不尽さに合ったとき不平不満を言う弱者になるか、理不尽さと戦い上にいる人を引きずり下ろすかはあなた次第。
自由は与えられるものではなく、戦って勝ち取るもの。人から与えられた自由、社会に保証された自由なんて本当の自由ではない。
人が殻を破ろうとする時、覚悟を決める。命を懸ける。腹を括る事などが描かれていてとても面白い映画でした。
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