「ドラマから観ていたからこそ感じる安定感、豪華キャストも見逃せない」映像研には手を出すな! たいよーさんさんの映画レビュー(感想・評価)
ドラマから観ていたからこそ感じる安定感、豪華キャストも見逃せない
ドラマ版から鑑賞。初めてからでも楽しめるようにはなっているが、ドラマ版の勢いそのままに、スケールが大きくなって帰って来た感じなので、いきなり観た人からすると、辛いところはありそう。ドラマ版から観ていたので、「そうそう、これこれ!」と言いたくなる仕上がり。このテンポ、ギャグ感あるテイスト、裏切らない!
映画の軸は、文化祭に向けた珠玉の作品作り。統廃合令に左右されながらも、唯一無二のアニメ製作のために奔走する。キャストは、浜辺美波や桜田ひよりといった売れっ子から、福本莉子に小西桜子といったホープまで多岐に渡る。そのなかでも、乃木坂の3人が個性的なキャラを演じきっており、作品のエンジンに熱量を投入していく。よって、英勉監督らしいテンポとグッとくるクライマックスを生み出し、高いクオリティへと持ってっている。
欅坂46のドキュメンタリーといい、今作といい、坂道グループにいいものを見せられた感がすごい。元々、監督の作風も好きなので、今年ベスト10くらいに入りそうなほどいい一本だった。
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