「痴呆気味の私とダサいサイドカーの件。」スーパーティーチャー 熱血格闘 野球十兵衛、さんの映画レビュー(感想・評価)
痴呆気味の私とダサいサイドカーの件。
この作品もYouTubeのショート動画で知りました。
かなり興味を惹かれ、アマプラで課金の鑑賞を決めました。ところがどっこい大作!“もう一度観る”となっているんですよね!「知らん間に観てたんかい!」ですよ。
痴呆が始まるにはまだまだ若いよ!←気持ちだけは
そしてどの作品だったかなぁ?確かこちらで『イップマン』シリーズのどれかを観て「格闘家を演ずるにはドニー・イェンは線が細すぎて生真面目に見える」みたいなクソ生意気なこと書いてた記憶があるの。それがどの作品にレビュー書いてたのか、一向に思い出せないの。←痴呆始まってますやん
本作はそれがドンピシャとハマっていると思いました。教育者としての生真面目で繊細な面持ちに加え、過去にさかのぼって屈強な歴戦の勇士という真逆な役柄がドンピシャでした。
学園生活では、斜めに構えて観ると「そんなうまいこといくか?普通?」なんですが、そこは映画。フィクションの妙味。
強くて優しくて頼れる先生を見事に好演でした。
私が一番楽しめたのって男勝りな女の子ウォンのエピソード。父親との路上カートチェイスが爽快でした。
あと、眼鏡の女教師のチャン先生へのキャピ♪キャピ♪(ง ᵕωᵕ)วした恋心も(キャラクター名も、どなたが演じていらっしゃったのかも分からずじまいでした)
こんな先生らがいてくれはりましたら、学校行くんが楽しみで楽しみでしょーがないやないですか。
これで終わらせちゃ私らしくないので、安定の脱線話を。
物語終盤の回想でチャン先生が乗っていた、すげーダサいバイクが気になって調べてみたの。←「ダサい」とか、な!なんてことを!
ホイールがホンダっぽいのに、エンジンはBMWなんですよね。フロントサスペンションはサイドカー専用のものでしたし。まるでさっぱりなので、また人様のお知恵をお借りしました。長江モーターワークス社の「ウラル」というサイドカーらしいです。
しっかし…換気扇フードに黒いポリ袋被せただけみたいなカウリングはデザイン的にもう少しどーにかならへんかったん?は正直な感想。←そういうのじゃなくて、映画について感想を語れよ!毎度毎度この子は!
王道の学園ドラマ+ヒューマンドラマ+格闘物の化学反応が成功した作品だったと思います。←うまいことかわしやがった
よって高評価の★4個です。
欲を言えば、先生の軍歴パフォーマンスが、もっと教室で活かされている描写を観たかったかなぁ。
さぁ、ドニー・イェンを堪能するためにイップマンシリーズ観てみようかな。まだレビュー書いてないし。
今度は忘れない。多分…
