「ドニーが教師物をやるとこうなる」スーパーティーチャー 熱血格闘 MAKOさんの映画レビュー(感想・評価)
ドニーが教師物をやるとこうなる
いつの間にか上映されててあっと言う間に上映終了。諦めてたら新宿で上映してて最終日になんとか間に合った。
香港じゃスーパースターのドニーも日本では残念ながら人気今ひとつ。傑作多いんだけどねえ。
この作品はそんなドニーの傑作群に加えていいのかどうか、正直悩むとこなんだが、面白かったんだよねえ。
教師物の定番的な展開は、映画としての面白味は実に薄いんだが、そこをドニーが演ると妙にチャーミングなシーンになるのは何故なんだろう?(笑)
加えてこの映画、いわゆる悪物がほぼ出て来ません。観終わるとほっこりします。
しかしながらそんなヌルい映画にドニーが主演するはずがなく、途中途中にはこんな教師がおるか!とツッコミたくなる激しいアクションシーンが用意されています。
そんなアクションを演出したのはドニーの弟子でもある我等が谷垣健治氏。これ迄にも組んでるとはいえ、やりづらかったろうなあ(笑)
ともかくドニーさんも谷垣氏も、次の作品が楽しみでなりません。
アクション映画馬鹿は期待と応援し続けますよ。
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talismanさんのコメント
2020年9月1日
MAKOさん、面白くていい映画ですよね。映画館でみたかったです。MAKOさんのおかげで香港映画という、絶対に有り得なかった分野に入り世界が広がりました。マカロニ・ウエスタンと香港映画、それからあまり見ない邦画でもセーラー服と機関銃(薬師丸)見ることができたのもここで皆さんに教えて頂いたからなんです。ありがとうございます!