「あんまり蛇は関係ないけど笑えたし良かった」祟り蛇ナーク つとみさんの映画レビュー(感想・評価)
あんまり蛇は関係ないけど笑えたし良かった
祟り蛇と戦うパニック系ホラーコメディかと思いきや、蛇はほとんど出てこなかった。それが観たかったので少々残念ではあるが、この作品に求めた欲求は満たされたので悪くはなかった。
観る前からお気楽に観られるユルユル作品だろうと期待して、お気楽ユルユル作品が出てきたのだからこれでいい。
主要登場人物の2割がオネエというなかなか偏った編成で、しかも内容はオネエが叫びながら走り回るだけと言っても過言ではないほど、ただギャーギャー喚く姿を観るだけだ。だがこれでいい。
求めていたものはバカっぽさなのだからバカっぽければバカっぽいほどいい。まあ一種のヒーリングだ。
そんなわけで、本当に喚くだけで内容なんてほとんどないんだけど、母親のシーンは感動的でもあった。
ところで、このB級感丸出しの作品に星一つとか付けてる人は一体何を求めてたんだろうかと疑問に思う。ある種のくだらない作品であることくらい観る前にわかるでしょうに。
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