「ジュマンジ出演のケヴィン・ハートでハリウッド映画化!」エクストリーム・ジョブ Naakiさんの映画レビュー(感想・評価)
ジュマンジ出演のケヴィン・ハートでハリウッド映画化!
映画がいきなり、コ・チーフ率いる4人の麻薬専従班のメンバーが、麻薬常習者を捕まえようと突入するところから始まるが....映画のショッパナから5人のポンコツぶり全開の捕り物劇となり、結果は、上司の大目玉を食らうものとなってしまう。
理解が出来ないほどのデコボコ5人衆。そのトークだけは、マシンガンよりも早く誰よりも自己主張が強い。見いている方は、こんな奴らが我々の安全をもし、守っているとするなら”恐怖”の二文字しかない。そして以前から嫌味ばかり言われていたライバルの捜査班のチーフからの昇進祝いの食事会に誘われると建前上断っているような態度を示していたのに次の瞬間、メンバー全員、焼き肉にありついている。自尊心はないのか? そのチーフから麻薬組織の情報を聞き、独自で反対側にあるフライド・チキン店で食事をするふりをして監視していたが、しまいには売り上げどん底のチキン店を言い値で買い取って捜査に没頭するコ・チーフと4人衆。その中のおかっぱ頭の変態的人間マ刑事が編み出したマリネ・フライド・チキンでお店が大繁盛して、新人君がふと「俺の仕事なんだっけ?」というぐらいみんなが捜査そっちのけになっていた。コ・チーフなんて電話注文の応対もスラスラと.......
Chicken never tasted so good.
Is this really chicken?
Thank you for calling
Suwon Rib Marinade Chicken.
A group of 30? ...Certainly.
なに~ッと思っていると、その味のうわさは日本まで届き、訪れた日本人観光客には「いらっしゃいませ~ッ」て”日本人が話す”ように全員が答える。こういうちょっとしたこだわりが、この監督のセンスのあるところ。普通ならお茶を濁して、韓国なまりで日本人観光客に応対するはずなのにすごいと言わざるを得ない。警官辞めたほうが、もうかりますよ。
物語は、そのフライド・チキン店のフランチャイズ権を悪の組織が買い取ったことであらぬ方向に進み、ラストの大立ち回りの大団円にシナリオは向かっていく流れとなっている。
最初は、くだらないギャク連発の韓国コメディ映画と思って見ていたけれどもアクションなどかなり危険な場面もさらりとこなしているスタント・チームのすばらしさや軽妙なシナリオに軽妙な音楽がそれを後押ししている。コ・チーフ率いる麻薬捜査官の個性が嫌味がないほど立っていて、本当は、彼ら全員が....これは見てのお楽しみ。失礼しました。謝るぐらいなら、書くなってか?
この映画を見てフライド・チキン店に駆け込みたくなる。そんな映画です。
新春でお酒を飲むのに疲れたとおっしゃる御仁やたまには映画でも見たいと思っている御仁。この映画は、おすすめです。何故なら”人を泣かすことは簡単。でも笑わすことは難しい。”と誰かが言っていた例がある上に文化の違いの差が大きく出ると個人的に思っているコメディ映画。それを克服するかのように、amazon.comではすでにVODで配信されていて☆1が一人いらっしゃっていた理由が、ただのディバイス不良という以外は視聴していた皆さんが高い支持をしています。
最後の最後で、お化けな二人のキスシーン。見ている側としたら、そんなの必要かとつい思ってしまうほど映画に見入っていたということか?
この映画を見ても笑えないという人・・・それってありかもと思ってくださいね💓
Finally パチパチ