エクストリーム・ジョブのレビュー・感想・評価
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チキン揚げが食べたい
この映画を見ると確実にチキン揚げを食べたくなる。実績最悪の麻薬捜査班のメンバーが、密輸組織のアジト前にニセのチキン屋を構えて見張りをするも、チキン屋が繁盛しまくって大忙しに。捜査よりもお店を回すことが重要になってしまう。
ウディ・アレンが2000年代に『おいしい生活』という作品で似たようなアイデアを使っていたのを思い出した。銀行強盗グループが銀行の隣にクッキー屋をオープンし、地下を掘り進めて強盗計画を進めるのだが、クッキー屋が大繁盛してしまい、銀行を襲うことなく大金持ちになってしまうという作品だ。刑事と強盗、立場は違えど同じアイデアに行き着くのが面白い。アレンの作品では本業の強盗を完全に辞めてしまうが、本作の刑事たちは、腐っても刑事で、犯罪検挙の使命を忘れない。捜査はダメでも肉弾戦はめっぽう強いメンバーたちの立ち回りが痛快なアクションコメディだ。
おもろ
ポンコツ麻薬捜査班が張り込み潜入捜査の為に流れではじまったチキン店が繁盛して張り込みどころじゃなくなって、ちゃんと張り込んで刑事の仕事してる方が「なんで店を手伝わないんだ!」と責められる笑
ここからどうやってラストになるのかと思ったら麻薬取引のカモフラージュにされるのか面白かった。
ラスト、たった5人で勝てるの?殴られるだけなのでは?!と思ってたら違うのね!
奥さんの何回も「刺されて心配なのよ!」が伏線だったとはね。そりゃ刑事やってたらケガ位するだろ程度に聞いてたから。
班長最後は刑事じゃなくて店主になってたわ笑
すぐ笑い入れてくるから目が離せません。ちょっとスマホ見たりしてたら追いつけない。後面白くて何回巻き戻したか笑
支店が怪しくて見に行った時の「あ、虫だ」で「キャーーー」ってなる支店敵たち。
ガムテープで仲間(敵)のグルグル巻きを手伝う敵たち。大人しく巻かれるの座って待ってるのも笑えた。
韓国人にしか作れません。
映画って、世界の広場だと思うんですね。映画と言う広場に世界中の人が集まる。そして、いろんなものを見せてくれる。
この映画の刑事たちが違う方向へ迷走してべく部分なんかまさに韓国!そこまでは有りとしてもそこからエスカレートして行く。あれは普通どこの国であっても、「そんな長い間、有給は取れない」とか「上にバレるだろう」とか言われて映画化されないでしょう。しかし、あれはあれでつっ走ってしまって最後までストーリーが破綻することなく上手くまとめてしまった。これは韓国にしかできないノリの映画だ。ってだけでなく、脚本全体が良かった。 麻薬組織がチキンデリバリーを隠れ蓑にして・・というカラクリなんか、実に見事に決まっていたし。それになんちゅう名前かまだ知らないけど紅一点の女優さんが。とてもセクシーだな。
韓国映画はいつも全編がデジタルカメラで撮られているけど。ノリがこんな感じなんで韓国映画はデジタルカメラでいいやって思ったりするね。
タイトルはエクストリーム・ジョブ・・まさに。
とにかく、この映画は楽しかった。
どこかエクストリームやねん笑
ただのコメディではない!
痛快ドタバタコメディ!笑える!
バキュームキス
何にも考えたくない時に観たい映画シリーズ
昼夜問わず走り回りながらも実績はどん底で、解散の危機に瀕した麻薬捜査班。そんな中、国際犯罪組織の情報を入手したコ班長は、チャン、マ、ヨンホ、ジェフンらの麻薬捜査班のメンバー4人と共に張り込み捜査を決行。24時間の監視を続けるため、犯罪組織のアジトの向かいにあるフライドチキン店を買い取り、偽装営業することに。ところが絶対味覚を持つマ刑事の作るチキンの味がたちまち大評判となり、店が大繁盛してしまう(公式サイトより)。
本作は、観客に何かを問うでも考えさせるでもなく、またありがちなコメディアの中にちょっとほろっとさせる場面を仕込むでもない、ずーっとドタバタ劇が続きます。ご都合主義の脚本も、コ班長をはじめとする捜査班全員が漏れなく無能だが絶対に死なない展開も、全て許せます。何にも考えたくない時に観たい映画です。
何も考えず見れる&ちょっとした伏線の共存
好き
唐揚げ食べたい。
めちゃくちゃエンタメしてた。
オープニングアクトからして、脱力感満載ながらもビッグバジェットを予感させる作り。
しっかりコメディ色を打ち出してくれる。
捜査の一環として唐揚げ店を経営する斬新な展開。これまた繁盛店になり捜査どころでなくなるも、絡め手で大物に辿り着くのだろうと思いきや、一転、倒産と離職の危機が訪れる。この配分がさすがの韓国で、これ以降何が起こるのか分からなくなってくる。
勿論、随所に散らばるコメディ要素は小気味がよい。
リズムとテンポ、脚本の緩急が見事だ。
表題「エクストリームジョブ」とは、この唐揚げ経営に発揮される隠れた才能の事かと思っていたのだけれど、ラストになって覆る。
個人のスキルが紹介され、まさにエキスパートで犯人確保の最前線において最強の集団であった。
そこに至るまでの種巻きも入念で、班長と奥様のやり取りに軽いジャブがあった後の強烈なストレートに胸がすく思いだ。
コメディのテンポが心地よく思えるのは編集の良さだろうし、BGMもいい仕事してた。
いやあ、楽しかったー
そして、大晦日のこの日に、どうやって唐揚げを調達しようか思案する。
しっかり笑えるけど…
シュールボケ、真っすぐなボケなど、あの手この手で笑わせてくれる。
日本映画では見られないけど、日本の人でもしっかり笑える内容になっているのも面白い。
ただ、全体的にテンポが悪い。
チキン屋が中盤メディアに曝された後は中だるみを感じたし、ラストのバトルシーンも無駄に長い。
90分にきゅってできれば4点だった。
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