「白川町のあたたかさと、麻雀おばちゃんのかっこよさ。」his kenkenさんの映画レビュー(感想・評価)
白川町のあたたかさと、麻雀おばちゃんのかっこよさ。
記憶に残るシーンがたくさんあった。
緒方のおじちゃんが迅を連れて、山に行くシーン。
その緒方のおじちゃんの葬儀で、迅のカミングアウトを、何事もなかったのように笑ってしまう、麻雀おばちゃんの一言。
裁判の後、宙ちゃんの声を電話越しに聞く、渚の姿。
「同性愛」がこの作品の主軸に見えた。
でも結局、「ひとが人を好きになること」それが異性か同性か、ただそれだけなんだと、
宙ちゃんの存在や言動がそう思わせてくれる。
この映画は人のやさしさに溢れていて、とても温かい気持ちになります。
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