「野蛮人」ウェイティング・バーバリアンズ 帝国の黄昏 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
野蛮人
19世紀アフリカの砂漠の町を舞台に、侵攻する帝国官僚と砂漠の遊牧民と砂漠の町の民政官が対立する話。
互いに干渉せず上手くやって来た町民と遊牧民のもとに、蛮族の噂を聞いたジョル大佐がやって来て、遊牧民をさらってきては拷問を繰り返し、関係が崩れていく展開。
やりたい放題の官僚達に、そりゃあ勿論反発する遊牧民と、立つ瀬のない民政官。
抵抗から、馬に乗った兵士の帰還の流れで色めき立ったけど、そこからあっさり過ぎません?
どうせならそれがもっと大物だったら印象が違うんだけどね。
良い意味で不快な空気を堪能出来て面白かったし、尻切れトンボとまでは言わないけれど、それまでの胸クソ悪さの渦巻く高まりからしたらラストに物足りなさを感じた。
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