「最後に涙するとは思わなかった」劇場 月子さんの映画レビュー(感想・評価)
最後に涙するとは思わなかった
本来は映画館で観るべき作品ですが、今回はアマプラを選びました。
最初は何気ない二人のカップルの淡々とした物語で、正直理解できない関係性や山のない展開に半ば飽きてしまいました。
しかし、ラブストーリーと思い見入ってましたが、途中からヒューマンドラマの認識に変わり"劇場"の世界観に浸ることが出来ました。
時折切なさと言うより苦しいと感じる場面が多々。
ですが、最後は何故か気持ちが高揚し二人の成長した姿に涙しました。
原作の又吉さんは誰も思い付かないような、言葉のチョイスや世の中を上手く生きられない人物をリアルに書かれるので、とても感動します。
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