「ダウニー版のパイレーツオブカリビアン」ドクター・ドリトル りんたろさんの映画レビュー(感想・評価)
ダウニー版のパイレーツオブカリビアン
まるで、ダウニー版のパイレーツオブカリビアンである。何を言ってるか分からないかもしれないが、パイレーツを見たことがある人にはきっと分かってもらえる。
エディマーフィのドリトルはかすかに記憶に残ってはいるが、こんなにファミリー向けだったかしら。予告でもある通り、特効薬を探しに航海するのだから、舞台の半分は海。もちろん陸の場面もあるけど、軽妙なトークとコミカルな動きで問題を解決していく展開はよく似ている。適役もどこか憎めない。
そういえば、映画見て知ったのは、ドリトル先生が動物と会話できるのは魔法のような特殊な能力だと思っていたけど、本当は動物の細かな動きや鳴き声の違いから意志をくみ取っていること。つまりは技術であるので、極端に言うと誰でも獲得できるわけだ。だから、むしろ凄いと思ったし、子ども達の夢が広がりんぐだなと思った。
私は吹き替えで見たけど、映画好きなら字幕で見ても、誰がどの声だって分かるのかしら。トムホランドがいて驚いたし、アイアンマンとスパイダーマンのある意味共演が見られてほっこり。
吹き替えでも、有名な声優がバンバン出てくるから、この動物はあのキャラだ、とか考えるのが楽しい。ただ、吹き替え見て毎回残念に思うのは、エンドロールで声優の名前が出ないこと。たまにDVDでもエンドロールの後に表示されることあるけど、大概はない。だから気になっても自分で調べるしかないんだよね。めんどい。
それにしても、女王の娘役の女の子がめちゃくちゃ可愛い。あれは誰なのか。これから売れて欲しい。