「藤原啓治氏に敬意を表して」ドクター・ドリトル No-Bodyさんの映画レビュー(感想・評価)
藤原啓治氏に敬意を表して
本来なら字幕版で観る人間なのだが、今回は敢えて吹替版で鑑賞する事にした。全ては今は亡き藤原啓治氏の仕事を見届けたいと思って。
クリント・イーストウッドは山田康雄氏、ジャッキー・チェンは石丸博也氏みたいに、ロバート・ダウニーJr.は藤原啓治氏が完全にハマっていたと感じた。どんな演技をしても、何処と無くスカした感覚を見事に表現していた様に思った。
他の動物達もなかなか良かった。物語の語り部的存在のオームのポリーを石田ゆり子氏、ダチョウのプリンプトンを八嶋智人氏、アリのマフィアを霜降り明星の2人、それ以外はお馴染みの声優陣がガッチリ脇を固めていた。
物語の本編自体は割とありふれた感じのアドベンチャーアクションでファミリー向けに楽しめる作品であったが、藤原啓治氏の最期の吹替仕事に敬意を表する意味で星を一つ追加で。(^^;)
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