「ディズニー・アトラクションのような…」ドクター・ドリトル bunmei21さんの映画レビュー(感想・評価)
ディズニー・アトラクションのような…
待ちに待った、新作映画の公開。まだまだ、お客さんも10人程でしたが、普通に映画を観ることができる日常がホントに幸せなことなんだと改めて感じます。
自粛解除に相応しく、子供から大人まで誰もが楽しめるファミリー・ファンタジー・ムービー。長く児童図書として親しまれ、エディー・マーフィー主演でも映画化されたし、テレビでも放映され、世界中に親しまれてきた作品。
今回は、ダウニー・Jr.をドリトルに起用し、マイケル・シーンを敵役に、エマ・トンプソンやラミ・マレック、トム・ホランドなどが動物達の声を担当し、なかなか豪華な顔ぶれ。その分、表情が難しい動物達の個性を際だたせている事に繋がっていたと思います。
ドリトル・シリーズは、動物達の擬人化された動きやドリトルとのユーモラスな掛け合いによる面白さがあると思います。また今回は、最後にはドラゴンまで登場させて、ファンタジーの要素も色濃くなりました。
ストーリーは、ドリトルが、女王の病を治す為に、亡き妻が残した日記を頼りに、南の謎の島に薬となる実を取りに行くアドベンチャー。その行程で、動物達との友情や助けを得て、乗り越えていくシンプルなストーリー展開。子供にも楽しめますが、大人にはもう一捻りが欲しいかな…と感じるかも。
でも、飽きることなく、ディズニーランドの、カリブの海賊、シンデレラ城、センター・オブ・ジ・アース、ジャングル・クルーズがミックスされたアトラクションに乗っているような2時間でした。