「最初 英語が話せないなんて がタイトルかと思っていた」ヒンディー・ミディアム まささんの映画レビュー(感想・評価)
最初 英語が話せないなんて がタイトルかと思っていた
クリックして本文を読む
なにも予備知識なしで劇場に入って席に着き、映画が始まった。
生地の売り場風景。一瞬まちがったスクリーンにはいったかなとも思ったが、インド映画が複数かかるとは思えない。
でも、次第次第とストーリーに呑み込まれていった。
最近はインドというとITのイメージがあるが、まだまだ老舗の会社のオーナーといった旧来型の金持ちもいて、
社会の底辺で救われない人々もそこにはいる。こういうのをほんとうの格差というのだろうと思った。そんな貧民街
の人々の情に触れてしまう主人公たち。たしかに上流階級師弟の通う名門校にいけば前途洋々、お金もたくさん稼げる
かもしれない。
それでもいいの?そして主人公夫婦のとった行動は納得のいく結論だったし、もちろん、彼らが娘の通う学校を名門校から公立校にかえたところで
インドの格差社会はなくなりようないけど、格差という活字を見ない日はない日本でもこれは人ごとではない、と思った。
コメントする