「右肩下がりな作品 楽曲が残念」犬王 とほかみえみためさんの映画レビュー(感想・評価)
右肩下がりな作品 楽曲が残念
始まって30分がピーク。そこまでは本当に感動しました。描写、SE、音楽、全てが完璧でした。
ただミュージカルシーンからダラダラです。
あんなに長く聴かせるならば、楽曲はそれなりのクオリティにした方がいいと思いました。
新しい試みを否定するわけではないですが本当に楽曲にセンスがない。
三味線や琵琶は空間を大事にする楽器だと個人的に思ってますが、空いたスペースを適当に埋めるベースとドラムとギター。残念です。
日本の古き良きを昇華させる事もなくぶち壊してます。何故GOサインが出たのか不思議でなりません。
それにつけて森山さんの圧倒的な歌唱力不足。ロックをやりたいのか、なんなのかさっぱりわかりません。犬王の声優あぶちゃんとの歌唱力と差があり過ぎて凸凹でした。
ミュージカルのシーンから恥ずかしくなり、適当に見てました。
最後の輪廻転生でそれとなく締まりがありましたが「転」がセンス無さすぎてもう2度と見る事はないと思います。
コメントする