縁側ラヴァーズのレビュー・感想・評価

■塾講師の佐々木（松田岳）は、過労で倒れた元システムエンジニア・多井（三山凌輝）と一軒家で共同生活を送っていた。
　2年後、多井は再就職を決意するが、佐々木との人生観の違いから2人の仲は険悪になり、引っ越しを決意。
　そんななか、彼らのもとに友人の白鳥（笹翼）が転がり込む。

◆感想

・一応ストーリーはあるのだが、再就職を考える多井と佐々木の価値観の違いから生じる些細な問題などが、古き良き日本家屋の縁側を舞台にして描かれる。

・縁側には、酒好きなお父さん（温水洋一：こういうオジサンっているよね。）達も集まり、シリアスになりそうな物語をコメディ要素で魅せる。

＜但し、メインストーリーがしっかりとしていないので、尺としては今作位が妥当であろう。パート2もあるが、時間がある時に観るとしよう。
　マア、縁側でゴロゴロしたい人には良いかと思います。＞

小さい頃縁側で日向ぼっこしたり、十五夜のお供えしたりした時を思い出す。
今は縁側無い家がほとんどだけど、この作品見ると、憩いの場であり、家族団欒の場だったのかも。