「khat!?」ボーダーライン ソマリア・ウォー Naakiさんの映画レビュー(感想・評価)
khat!?
この作品は、ソマリア人の通訳のアブディの願いが通じたのかと問われれば.......? 個人的には残念としか言いようがなく、この映画の監督のある意味、ソマリアの現状を真摯に映像化しているとはいいがたく、主人公ジェイのセリフから、ただのピューリッツァー賞狙いとも取れることで、その低俗な考えのシナリオとしか、個人的には、見えてこない。
He's saying he's not a pirate.
He is someone defending his oceans.
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The Westerners come, Chinese, the Koreans, uh.....
And they overfished the waters.
So they must pay for their illegal actions.
He takes the taxes that the government's supposed to take.
That's all he's doing.
アメリカで100年以上続くエンタメ情報誌、Varietyのコメント「ジェイは、両親の家の地下室から抜け出し、ジャーナリズムのキャリアを飛躍的にスタートさせようと必死にもがいているが、愚かで、完全無敵なヒーローと彼を同じに見ることは、何も魅了するものはない。」ジャーナリストの映画にはある程度寛容なマスメディアの評価でも支持をされているが、そんなには高くはない。
Don't worry, man.
I will look for you on the bestseller list.
I am sure of it.
通訳のアブディの役を演じた、バーカッド・アブディ、ある程度、この映画に出演することを決めたのはわかると言えば、おこがましくなるが.....!
I will do anything for Reer Jarfale, son of Levidh.
ただ言えるのは、映画「キャプテン・フィリップス(2013)」でフィリップス船長が助かったのは、映画で分かるが、ソマリアの“Pirates”が何人死んだなんて知る由もない。立場によって...
amazon.comのレビュー、「典型的なカナダのリベラル派は、殺人者である海賊にはすまない気持ちでいっぱいだ。 BS(たわごと)、彼らは殺人者です。」
お金があったり、勇気があれば、よその土地でも暮らせるかもしれないが、そのような気力さえなくすような現状をこの監督は、コメディを一種のスパイスにしているようで、以前見た「ブロンズ! 私の銅メダル人生(2015)」のような笑えないコメディーの再演と言えば言い過ぎになるのか?それに加えて、この映画のポスター、あからさまに映画の内容を歪曲している、配給会社の悪意がある。