「タイトルなし」燃ゆる女の肖像 lilyroseさんの映画レビュー(感想・評価)
タイトルなし
波立つ海・吹き付ける風
古城・蝋燭の灯り・肖像画
その絵画のような美しい映像
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18世紀
フランスブルターニュの孤島が舞台
結婚を控える貴族の娘エロイーズ
彼女の肖像画を依頼された画家マリアンヌ
一緒に過ごすうちに芽生えてくる感情
肖像画の完成は
二人の別れを意味する
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使われているのは2曲だけ
その効果は大きい
女性たちの合唱
🎼Laleune Fille en Feu
:ニーチェの詩から引用した歌詞をラテン語に書き起こしたオリジナル曲
ピアノで弾きそして映画のラストを飾る
🎼ヴィヴァルディ 協奏曲第2番ト短調 RV315「夏」
ラストシーン
エロイーズの表情から目が離せません
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『愛の美しさと共に美術や文学や音楽などのアートこそが私たちの感情を完全に解放してくれることを描きました』
(セリーヌシアマ監督)
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下女ソフィとの関わりもよかった
でもベッドに横たわり涙するソフィに
無邪気に手をのばす手。
このシーンは辛い
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