「ドローンUFO」バクラウ 地図から消された村 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
ドローンUFO
村人たちの生活する様子をスローなテンポで描く中、何も起こらないが起こりそうな雰囲気を醸し出す不穏感、既に邪悪な何かは蠢いている危うさ。
アイツら特に女性陣に腹が立ってイライラと不快感が、気分爽快にブッ飛ばすフル○ン爺さんが最高で怒涛の勧善懲悪な展開に気分爽快、スッキリと清々しくテンションも上がる!
誰が主役な訳でもなくそれぞれが魅力的なキャラ設定で、何気ない会話から皆が楽しく自由に過ごすバクラウの人々、クソ野郎側の理不尽な会話からの行動、唐突に暴力描写の発動、個人的にS・クレイグ・ザラーの作品を想起させられる展開があるようで。
アイツらは何者だったのか、村を襲い殺戮に至る理由などは不問のままに、観る側にお任せ的な着地で終わった方が、伏線回収とオチに至る展開がイマイチ単調に思えたり、地図から消された村って重要でもない副題に感じられたり。
ジョン・カーペンターの音楽が本作の全体的なLOOKに違和感も感じたのも束の間、逆にジワジワと効いてくる感覚が素晴らしい。
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