「陽喰者?」オメガ バトル・エイリアン odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
陽喰者?
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タイトルからエイリアンSFだろうとは想像できるが出てくる怪物は鎧をまとった昆虫顔、字幕では陽喰者と出ていたが、なんのことやら、機関銃で撃たれても死なないのに女兵士に首をちょん切られて絶命、強いのか弱いのかさっぱりわからん。
設定は2245年、太陽活動が衰え、救うにはスターダストという鉱石が必要らしい、ボーリングの球程度の鉱石でどうやって核融合を復活させるのか理解不能。
物語は5人の傭兵がその鉱石を探しに宇宙に出発、こんな一大事に傭兵ってどういうこと、地球連合軍クラスでしょうに。
着いた惑星は地球もどき、現地の軍人と戦ったり、お尋ね者探しの一団と戦ったり、話が前に進みません、舞台も普通の森の中を彷徨うだけ。
40分を過ぎたころに怪物登場、どうも地球人が作った生物兵器を臭わすが真相不明。お尋ね者の女ザンはどう見ても中国人なのに主人公のフェニックスと姉妹のような会話、登場人物の設定があやふやで誰が敵やら味方やら気をもませるのが上手ではありますが、イライラします。
ジャスティン・プライス監督は前年にも「エイリアン ファイナルカウントダウン」という似たようなSFを撮っており、本作はその流れらしい、撮影監督のクーさんは前作、本作と謎の女ザン役で出演、プライス監督とは名コンビなのでしょう。
また、懲りずに続編を作るのでしょうがこんな犯罪級のダメSF、勘弁してください・・。
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