ロージー　檻の中の情事のレビュー・感想・評価

歪んだ性愛を描く極上のエロティック・サスペンス！
主演を務めるのはラース・フォン・トリアーに見出されて映画デビュー以降『グッバイ・ゴダール！』などの主演作が続くフランスの若手人気女優ステイシー・マーティンと大ヒット作『きっと、星のせいじゃない』やアメリカ版『Death Note/デス・ノート』の主人公ライト役など近年活躍目覚ましいアメリカの若手人気俳優ナット・ウルフ。
女性を監禁し思いを遂げようとする歪んだ純粋さを持つ青年と、奔放で勝ち気な被害者女性。
二人の関係がたどり着くのは果たして愛か破滅か？
仏米の人気俳優2人が果敢に挑んだ大胆なラブシーンを交えながら、歪んだ性愛を描く極上のエロティック・サスペンス。

と、
あらすじで紹介されている通りの展開に、過去パートの出来事が交差する。
比べたら駄目だろうがブリー・ラーソンの『Room』はとても出来が良かった。
こちらは監禁される家が結構素敵。
キレイなステイシー・マーティン目当てなのはわかる。
撮影が時々、覗き見アングルになるのは悪くない。

好きな女の子を拉致・監禁するという「コレクター」パターンだが、犯人も被害者も妙に明るくめげることがない。
サスペンスが盛り上がらないのは仕方ないか。