The Crossing ザ・クロッシング Part IIのレビュー・感想・評価
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きつい言い方! 終わった!
まず、言いたいことは、このPARTⅡのほうがPARTⅠよりは、個人的には、受け入れやすかったことを言っておきたい。
この映画は、金城武がメインキャラクターとして存在感があり、彼の人に対する純粋さが、ただの“タイタニック”映画としては、終わらないものにしている。彼のファンなら、ある意味安心して、見ることをお勧めするし、損はしないものと言える。ただし、彼の日本語のセリフが、台湾人青年がしゃべるようにわざと作っているのか知れないが、不自然さが否めない。
このシナリオは、男女3組の恋愛模様を、当時の国共戦争の混乱期を舞台に彼らの行く末を見守るもので、ベースには、中国のタイタニック事故と呼ばれる“太平輪沈没事故”が取り上げられ、ラストの大団円に導いている。
チャン・ツィイーという役者さんは、有名な方らしいのだが、自分では、恥ずかしいのだが、韓国の女優さんのソン・ヘギョさんと混同していた自分がいた。すみません・・・・ミズ.チャン・ツィイー。
個人的には、蒙昧で思慮の狭い者にとっては、ひとつどうしても許せないし、映画を台無しにしていて、セリフが口パクのように感じるのだが?2017年「マンハント」でも一部の日本人役者に使っているのだが...。そう自分の娘Angeles Wooをこの映画のキーパーソンとして使っている。「マンハント」の時は、誰だか知らなかったが、暗殺者の一人で動きが鈍いデブが何故使われているのか、違和感丸出しにさせてくれた人がまた登場するとは、しかも最後の最後で彼女の大写しの顔が出てきて、エンドロールが流れる。こんなのありか...!?この監督にはクリント・イーストウッドと同じ公私混同という言葉は、存在しないようだ。
配給会社のツイン、ほかの配給会社の轍を踏むつもりでいる。2部作の映画を期間をあけずに公開すると必ず、"Box-office bomb"未来が待っていることを知らないのか、それとも相当映画を安く買い叩いたのか?
余談として、最近のドキュメンタリー番組でタイタニック事故の原因が積まれていた石炭に火が引火してすでに燃料庫が一週間前から燃えていて、機関員が必死に消そうとしたにもかかわらず、船主からの命令で出港し、しかも石炭ストライキで石炭が高騰し、アメリカに着くか着かないかわからないほどの燃料のため、タイタニック号は全速力を余儀なくされ、前方には、氷山があると分かっていたのに燃料隔壁がボロボロの状態で、自滅的航路を選んでいる。
ここで新年を祝っているシーンが出てきていたが、実際は1月27日に事故は、発生している。それに中国の新年は、2月のはずだが?
丸顔の長澤まさみが使われるのは、中国向けということか.......?
それにしても着物の似合わない、かつら?
これも余談だが、子供の悲惨なところも演出している監督、昔、何故、子供や婦人を先に船から降ろすのか?と、それは人道的にみて弱者と思われる人々を先に逃がす、大条件があるとお思いの方がいるかもしれないが、それもあるが、実のところ彼らが婦人や子供たちが起こすとされる船内パニックを防ぐためにもすることで、先日韓国船の沈没事故の際も誤認を引き起こすアナウンスが流されている。
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