ニューオリンズのレビュー・感想・評価
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サッチモとはがま口なり 侮蔑に受け取る者もいる。
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上映開始1時間8分に「派手に踊れよ!派手に」
と言うセリフが出て来る。正確には
「ジャズ・イット・アッブ」の事で「JAZZ IT UP」だ。
韓国のJAZZの専門教本で有名の様だが。
「JAZZ」と言う言葉は「派手」とか「騒がしい」とか言った差別的な意味を含む事を認識しよう。
「独断と偏見のジャズ史」オーティツ・ウォールトン著 を読んで貰いたいものだが、絶版だね。
この後、アメリカは第一次世界大戦、禁酒法時代、恐慌、そして、第二次世界大戦、太平洋戦争と続き、JAZZと言う言葉は定着するが、
アフリカ系アメリカ人は「ブラックミュージック」の一部として解釈する様になる。サッチモやこの映画を
Magical Negro
ってスパイク・リーだったら言うだろうね。
負の遺産の様な映画。
我が亡父はウディーハーマンのファンであった。
しかし、つくづく思うのはビリー・ホリデイがこんな映画に出ながら「奇妙な果実」を歌い続けたって事だ。
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”グリーンブック”に感動したなら、ぜひ観てほしい。
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トランペット奏者、歌手、ジャズミュージシャンの天才、ルイ・アームストロングが出演とあって鑑賞。
クラシック音楽が主流だった1917年当時、南アフリカの奴隷労働歌から生まれたブルースやジャズは、到底受け入れられるものではなかったが、心地良い音楽は人から人へと偏見を超え、国境を越え、世界に広まっていく。
人種差別を強調するのではなく、音楽を通して、恋愛や友情が、時に悲しく、時にユーモアを交えながら展開されていく。
ラストのクラシックとジャズの競演には心が揺さぶられる。
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