「サッチモとはがま口なり 侮蔑に受け取る者もいる。」ニューオリンズ チネチッタさんの映画レビュー(感想・評価)
サッチモとはがま口なり 侮蔑に受け取る者もいる。
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上映開始1時間8分に「派手に踊れよ!派手に」
と言うセリフが出て来る。正確には
「ジャズ・イット・アッブ」の事で「JAZZ IT UP」だ。
韓国のJAZZの専門教本で有名の様だが。
「JAZZ」と言う言葉は「派手」とか「騒がしい」とか言った差別的な意味を含む事を認識しよう。
「独断と偏見のジャズ史」オーティツ・ウォールトン著 を読んで貰いたいものだが、絶版だね。
この後、アメリカは第一次世界大戦、禁酒法時代、恐慌、そして、第二次世界大戦、太平洋戦争と続き、JAZZと言う言葉は定着するが、
アフリカ系アメリカ人は「ブラックミュージック」の一部として解釈する様になる。サッチモやこの映画を
Magical Negro
ってスパイク・リーだったら言うだろうね。
負の遺産の様な映画。
我が亡父はウディーハーマンのファンであった。
しかし、つくづく思うのはビリー・ホリデイがこんな映画に出ながら「奇妙な果実」を歌い続けたって事だ。
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