「ブルース・リーの映画からズ~ッと変わらない日本人の立ち位置」ザ・スリープ・カース Naakiさんの映画レビュー(感想・評価)
ブルース・リーの映画からズ~ッと変わらない日本人の立ち位置
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こんな映画を一言でいうと変。物語は、彼の父親の時間軸いわゆる第二次大戦の日本軍占領下の香港と90年代の主人公の時間軸が交差をしてNon-linear形式のシナリオを形成している。色々と観ていて、昔マレーシア人女性に面と向かって言われたことを思い出した。"The Japanese are so cruel."この文章のみそは、動詞を"were"を使っていないところ。
スプラッター的ゴア表現が出てくる本作、しかし、この監督のある意味いい加減な作り方が出てくる。主人公の父親が狂気のあまり、非道な日本陸軍中尉の股間を切り落とすシーンは、仮性包茎の物が切り落とされた後、露茎?になっていたり、人間を切り開いたりしているのに出血量があまりにも少なすぎる演出は、スプラッター物の監督なのに実際には見た経験がないのではないかと推測される。こんなチャランポランな演出をしているのにカルト的ファンがいる監督さんらしい。☆0.5なんてブーイングものか....?
奇をてらった馬鹿らしい映画を作り続けてゆくことでしか映画界で生きてゆけない、あたかも鮫やマグロのように泳げなければ死んでしまうようなあの監督、M・ナイト・シャマランと何ら変わらないもので、こんな感じの映画作りをして、日本人には待ち望まれているがこのように小銭を稼いでいくのかもしれない。
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