ディアマンティーノ　未知との遭遇のレビュー・感想・評価

アマプラでチラ見しました。 Twitter上でこの映画が追加されたと知り、そのめちゃくちゃなあらすじに興味を覚え鑑賞。だけど意外や意外、ちゃんと観れました。超絶Z級な映画なのかな？と思いきやちゃんと作られてるし、他のレビュアーさん達からは酷評なのも知っていたけど楽しめました。あらすじ書きよりもちゃんとしてますね。 難民問題に対して、とか色々あるかもだけどポルトガルの現状を訴えているのかな？EUに対する辛辣なシーンとかもあったり。 あのテンポ、観てるうちにアタックオブザキラートマト🍅が思い浮かんだのは僕だけでしょうか。 〜劇終〜

ふわふわの犬が何かわからないし、革命を起こそうとしてるその内容がしょぼすぎるし、いきなり難民を助けたいとかでどう見ても女性の潜入捜査員を男と思って養子にしたり、なんしか姉の双子が怒鳴りっぱなしで、ずっとイライラさせられる。 ポルトガルやヨーロッパの難民やEUの問題を表現したいなら、こんなわけのわからんことしないで、もっとリアルに表現したほうが良い。 わけのわからん、サッカーとか同性愛とか、薄っぺらくて意味が無くて、訳が分からんし糞おもろしろくない。

サッカー選手が夢観てる、犬歩く、それが何か。 これが映画とは、いかに

予告編での巨大なチワワに囲まれてサッカーをするビジュアルから、てっきりイナスマイレブン的なコメディー映画かと思ったら、内容は至って真面目で思ってたのと違った。 ポルトガルの歴史や国が抱える問題の数々をサッカーのスーパースターの人生に例えて寓話的に描いているらしいけど、映画としての建て付けが緩すぎて「一体何を観せられているんだ…」と思った。

この映画で取り上げられていたテーマを、思いつくだけ挙げてみると…難民、移民排斥、LGBT、EU離脱、民族主義などなど。ただエンターテイメントとして、それほど面白い作品ではなかった…ディアマンティーノの"オッパイ"だけが刷り込まれた（笑） 気になる方はどうぞ（笑） ＊カルトムービーとは、こういう映画の事を言うのだろう…。

頭から、ふわふわの犬とピンクのモワモワが離れない〜！！ ファンタスティックであり、不思議と飽きさせない映画でした。 なんか、面白いんです。 ディアマンティーノが常に真剣だからかな。 予想以上に楽しめる映画でした！

14.未体験ゾーンの映画たち2019。緩いファンタジーを支える社会派のテーマ。緩いとはいえ、テンポ良くもたつき感はない。久々のダニエル・シュミット監督作品

ゾーンに入ると頭の中にフワフワの犬の幻想が浮かび無敵状態となるサッカーポルトガル代表選手が、フワフワの犬に入り込めなくなり引退し、双子の姉達の陰謀に振り回されていく話。 サッカー以外に何も知らない無垢な主人公。 無垢が故に持っていた能力が決勝前に難民問題を知り使えなくなったという導入。 超腹黒い姉達に、ポルトガル政府の策略だったりスパイだったり恋愛だったりと奇抜でふざけたプロットや演出満載。 コミカルでシュールなファンタジーワールドというつくりで訳のわからないところも多いけどなかなか面白かった。