映画　ひつじのショーン UFOフィーバー！のレビュー・感想・評価

21世紀、CGアニメ全盛のいまストップモーションのクレイアニメで映画作っちゃう変態集団（いい意味）アードマンにサムズアップ！

SF映画の名作オマージュも散りばめられていてああ楽しい

テレビシリーズは何度か観たことがある程度で、前作の映画版はテレビ放送で観て面白いと思っていたものです。

今回のストーリーはベーシックな宇宙人との友情ものですが、テンポよくスピーディーな展開で笑いやSFやアクションを楽しめました。
敵組織のポンコツ振りが微笑ましいです。

キャラクター達は表情豊かに生き生きとした仕草で、ハイクオリティなクレイアニメーションを堪能できました。
尚かつ、カメラワークや演出も凝っており、クレイアニメーションでここまでとは、やはりスゴいと感心させられます。

元々は「ウォレスとグルミット」が好きなので、冒頭のチラ見えは嬉しかったです。
いつか「ウォレスとグルミット」の新作も観たいものですが。

いわゆるスラップスティックなノリが笑え、元気で、かつ可愛さに癒されます。
セリフがほとんどないのだが、それでも充分に出来事も、キャラの心情もよくわかる。
クレイアニメのデフォルメならではの表現が素晴らしい。

ただ、笑ったりキメ顔になったりする時に、口が横に飛び出る形状（ポスタービジュアルのショーンがまさにそれ）は慣れないなぁ。

丁寧さ。こつこつ努力すること。他者への優しさ。チームワーク。イタズラごころ。受け手への信頼感。人を楽しませること。人生を楽しむこと…

人が持っている良きものだけでできているような素敵な作品。

とても丁寧に繊細につくられているのに、かしこまってなくて、片手でパクっと食べられる焼き菓子みたい！

音楽も無駄に(？w)かっこよくて、大人の方へのサービスかな。

映画館で観る価値が大いにあると感じました。どんな方が訪れても、ちょっとした時間を暖めてくれることでしょう。

※2回目の鑑賞後、星5に変更

隅から隅まで本当に面白い。最高です。
牧場主の「う゛ぉ～」の声だけで何度笑わされたことかw
セット上のキャラクターを見守っているスタッフの、愛情たっぷりの眼差しも映りこんでいるようでした。

鑑賞翌日になっても、お気に入りのシーンを言い合って思い出しては息子と爆笑していました。
ビッツァーの「見てるからな！」というジェスチャーは7歳男子にもツボのようでしたw

朝ドラＯＰのクレイアニメを毎日楽しく見ているのですが、
ひつじのショーンもクレイアニメだなと思い鑑賞。

前作（？）があるようなのですが、観ておりません。
話に付いていけるか心配だったのですが、全く問題ありませんでした。

登場人物。
ひつじ。 牧羊犬。
牧場主。怪しい組織の女ボス。 などなど。
そして間違って地球にきてしまった宇宙人のこども。

いちばん最初に遭遇したのがひつじのショーン。
ＵＦＯ騒動で一儲けをたくらむ牧場主に、
宇宙人をつかまえようとする組織の女ボスも登場。 ←このヒト好き♡

宇宙人のこどもを故郷の星に帰そうとするショーンたちと
その周りの人たちが入り乱れての騒動。顛末やいかに。 というお話。

頭を使わずに楽しめる、とても素敵なお話でした。 満足です。

ただこの作品、ほとんどセリフがありません。
キャラの動作と表情が全て。
なので、眼だけは画面に集中する必要がありそうです。

☆

クスっとする所がいっぱいありました。
ひとつひとつ挙げるのも野暮かと思います。 （覚えていないとも言う…）
できれば劇場で鑑賞してみてくださいませ。

最後はハッピーエンド。悪い人もいません。
（あ、運の悪いヒトはいたかも…）
宇宙人のこどもは無事に帰っていきました。 よかったよかった。

以下、余談です。

ウォーカーマシン？
女ボスの操るロボットが、ザブングルのウォーカーマシンみたいだ
そんなことを思ってみてました。

宇宙ステーション
って、外壁の塗装を定期的にするものなのでしょうか。

最後に

エンディングが素敵です。
音楽に合わせてリズムを取っている自分がいました♪

☆映画の感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じた映画ファンもいるということで。

ルーラがただただかわいい。
ストップモーションアニメの映画は珍しいからかもしれないけど、ずっと驚ける新鮮さがあった。
キャラクター、世界観のかわいさもずば抜けてる。
終始笑いが多い子供向けコメディ映画だけど、やっている笑いは緻密に作られていると思う。
何度か同じ笑いが続くシーンがあると、フリ→オチを2~3度か繰り返した後、オチだけを見せてフリの部分を想像させたり、一度あった笑いが、次の全く違う笑いに繋がったりととてもよく出来ていて感動した。
人間を含めてだれもしゃべらない(しゃべっていても、観客には感情しか伝わらない)にもかかわらず、笑えるし、感動できる。言葉がなくてもストーリーがきちんと伝わるのはこの映画のシーンのひとつひとつがすべての人が経験したり、今まで見てきたものから推測出来るものでできているからで、これも素晴らしい表現力だと思う。
言葉をしゃべらない映画といえば、ピクサーのウォーリーを思い出すけど、ウォーリーに似たキャラクターが登場するのはオマージュかな。
短い中で、言葉を使わず、キャラクターの過去、家族愛、成長を描いているなんて本当にすごい！今年のベスト決定かも！名作であることは確実だと思う。

宇宙人、女の子だったんだね。お話はこんなもんだろーなー、と思うけどさすがにクレイアニメがなめらかな動き。やっぱりすごい。いつも言葉ってなかったっけ。が、それでも内容がくっきりわかるくらいどのキャラも表情豊か。見て良かった。

ひたすらよく出来ている
楽しい
何度笑ったか
ウォレスとグルミットの頃からファンだが
何年かかってまたシリーズ待ってます。

ただただおもしろかったです。
テレビでも見てますが、
映画もよかったです。
ショーンと宇宙人との物語ですが、
この2人？二匹？の相性がバツグンでした。
映画とかはなんだか壮大になりすぎることがおおいですが、
いつものドタバタさやシャールさは
おなじみで安心して見ることができました。
無声映画？言葉がないからか、
動きがコミカルで、
周りの子どもたちがめっちゃ笑っていました。
CGやアニメとはちがって、
ねんど？の温かみを感じました。

セリフなしでしたっけ？
前回、面白かった記憶があったので鑑賞しました。

最初の最初から最後の最後まで、アイデア溢れ、そしてハリウッド映画へのリスペクトを感じさせる、超ド級のエンターテインメントだった。
オリジナルの笑いとオマージュ的笑いがうまい具合に絡み合っていて、相当に楽しめた。
もともと台詞らしい台詞がない作品であるため、細かで丁寧な表現力は知るところではあったけれど、今回の作品は映画音楽にもかなりのこだわりが見受けられ、面白さや楽しさを超越した凄さを感じた。内容も意外と深いような気がしたし─。
これだけの質のクレイアニメだと、見ているだけで楽しくて仕方がない。

こんなにも無邪気なアニメ。世の中に必要です。

ショーンシリーズ初見。セリフなしのユニバーサルタイプの映画だったのね。
ウォーリー似のロボットとかET風とかパクリが多い。
看板とか頑張って日本語にして欲しかった。

老若男女が楽しめる作品！

周りに居た子供達も集中して観ていたし、大人も色んなSF映画の小ネタで飽きずに楽しめる。

エンドロールも その後も楽しめる♪

富士ソフトアキバプラザにて試写会鑑賞。
率直な感想としては前作に続きただただ面白く、終始笑えてあっという間だった。

この作品は映像はもちろん近代アニメーション映画の典型なのだが、セリフが殆どないため自然と脳がストーリーに溶け込み表情などが、ストーリー展開をイマジネーションしてくれる。他の作品とは自然と違った見方で楽しめるのがハマってしまう。

今作ショーンとルーラの掛け合いはもちろん楽しいのだが、前作に続き牧場主がとぼけてるところと、ビッツアーのおっせかいな可愛さがまた良い。

個人的にはビッツアーがショーンたちのいたずら防止のためにそれらの行動を禁じたマークを描き看板や貼り紙として立てるわけだが、その際に目に指を当ててきちんと見ろよってジェスチャーするところが可愛くて好き。
馬鹿げた事を真面目に描いてくれるからこの作品は大人でも楽しめるんだよね。

最後は牧場主が宇宙に誤って連れて行かれ、せっかく購入した新車もぶっ壊れて話を落とすところもまた良い。
最後まで楽しませてもらった。楽しい時間をありがとう。