「逆に面白かった…と言うしかない。」屍人荘の殺人 すずきあすかさんの映画レビュー(感想・評価)
逆に面白かった…と言うしかない。
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いろいろ予想外の映画です。
予告では推理もののような扱いになっていますが、実際はゾンビ映画。
ゾンビ事件に紛れて起きる殺人のみ解決していますが、ゾンビの方は一体なんだったの?状態。
序盤で人々のゾンビ化が始まった時点からもう帰りたいと思うようになり、
映画ではめったに寝ないのですが、退屈で途中何度か寝てしまいました。
ゾンビを倒す際のレントゲンのような映像とSEにもしっくり来ず、不快に感じてしまいました。
99.9の監督さんだそうで、99.9は楽しく見ていたので期待していたのですが、
いろいろと寒いなぁというシーンばかりで私は笑えるところがありませんでした。
中村さんもメインキャストのように扱われているにも関わらず序盤の設定だけで使われ、
ラストシーンだけ復活しますが、ラストシーンのひどさ、不要さは怒りを覚えるレベルです。
エンタメ色が強いのかと思いきや、解決した事件の起因理由も重いものだったり、
館の持ち主たちの自業自得だったり、見ていて全く気持ちのいいものではありませんでした。
ひどい映画とはどういうものか、という意味でとても勉強になるかと思います。
よかったところをなんとか挙げるのであれば、
お屋敷が美しいこと、美波さんの衣装がかわいいこと…
あと犯人役の女優さんのお芝居はとてもよかったと思います。
原作はいいのかな?
逆に、読んでみたくなりました。
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