「最低最悪」屍人荘の殺人 UCCMAさんの映画レビュー(感想・評価)
最低最悪
原作が発売され、よくテレビなどで取り上げられていたので二年前に読了。なんだこのつまらない作品は、と思った。映画化されると知り原作より面白くなっとるんだと思い観に行く。結果...原作以上につまらない。
こんなにつまらない映画をみたのは初めてかもしれない...観ててイライラが頂点に達し憤怒ものだったので普段は映画みても書かないですが、感想を書くことにしました。
そぅ思った点を箇条書き↓
・女主人公、二人をペンションに誘う...突然の喫茶店のシーンどういう流れで知り合えたのかが不明。あと、神木「かわいい」連呼しすぎ。
・フェスでたまたま知り合う女の子がペンションに招かれる...こいつが犯人に決まってんじゃん。
・ゾンビの血を体内に入れたらその人もゾンビになる...メガネのゾンビマニア?の彼、最初ゾンビ倒したあと血がかかってない?
・主人公だと思ってた男が即死...作者、これで『こんなとこで死なせたんだぞ面白いだろ』とウケを狙ってるのが観てて逆に寒い
・ペンションにある大量の武器...所有者のコレクション?それを自分のいないペンションに飾る意味は?所有者の息子同様のキャラなのかな?
・ゾンビを殺してくシーン...なんで殺して最初の一回だけ血が噴き出したが、あとからレントゲンだけで血がでなかったの?あんなに生存者とゾンビが近ければ血が噴き出して顔にかかってみんなゾンビ化でしょ?
・主人公二人が現場を見て回るシーン...普通に触れたり動かしたり、現場を荒らしまくり。推理好きだったらなんでもありなシーンが多すぎる。
・「死体を動かしてくれたらキスしてあげる」...は?殺人現場でイチャつくな!遊ぶな!で、キスシーン全くなし?なんだったんだあのやりとりは?
・密室トリック...つまらない。なにも「すごい」とはならない。
・死体移動トリック。重量オーバーになるまで彫像をあのエレベーターまで運ぶ?あの女の子一人で夜中にやったとしては、すごい体力だな。ひ弱に見えてだいぶ力持ち。
・人が死ぬシーン...いちいちレントゲンになる。グロさを緩和するためだと思うけど要らなくね?最後の最後までレントゲンになるから逆に笑えた。
・犯人問い詰め⇒回想シーン...犯人こいつしかいねーじゃん。お姉ちゃんとの回想シーン、お姉ちゃん、ここで初登場。なんにも思い入れがないし、動機も『フツーすぎ』だった。古川雄輝あんまり悪い奴に見えなかったのはキャストミス。
・まだまだ言い足りないけど最後。最後の「相方」死んでなかった?ってシーン...死んでるに決まってんだろ。神木どんだけ頭悪い?って思った。ゾンビいなくなってて死体が運ばれててなんで、あいつだけポツンとしてんだ、なんで誰も噛まないんだい?
もう、悪い意味で最初から最後までツッコミ満載の映画でした。小説でもそうですが、サスペンス映画よりただのゾンビ映画でした。
面白いと思ったのは、教授の書類?が盗まれるシーンだけでした。
続編もありそうな終わりかたでしたが、絶対に見ません。
友達、家族には観るの価値のない映画だと伝えるつもりです。