「意外によかった、でも…」名探偵コナン 紺青の拳(フィスト) 和奏さんの映画レビュー(感想・評価)
意外によかった、でも…
初期と最近のコナンは映画だけでなく、普段のアニメも含めてもう別物です。
今作はテンポ良く進むし、小ネタ満載で、これはこれで番外編と考えれば面白い。キッドや京園推しの人には特に楽しめるでしょう。
だが、どうしても瞳の中の暗殺者、ベイカー街の亡霊という傑作と比べてしまう。
もう一度、あの頃の傑作を…
せめて、最終回だけでも力を入れてほしい…
そんな風に考えているファンはとても多いと思います。
例えば、瞳の中の暗殺者ではどんな小さな伏線も全て回収します。容疑者候補も何人もいて、最後の最後まで誰が犯人か分かりません。蘭が記憶喪失になった時に瞳がユラユラ揺れるシーンがあるのですが、そういった作画の工夫で感情が表現されています。今のコナンは絵が綺麗になっただけで、キャラ人気に甘えていて、そういった細かい工夫がされていないと思います。
唯一、今までと比べて良かったと思ったのは、ゲスト声優の山崎育三郎さんが歴代一位を争う上手さだったこと。あと、OPがキッドモチーフで個人的に素敵でした。
それから、酷評している人の中に中学生のような文章で「アーサーヒライって何だよ」と書いている人がいましたが、理由は劇中でハッキリと説明されています。本当に映画見ました?
誰かが指摘したら消したみたいですが、見てもいないのに批判したいだけの人は投稿しないでほしいです。
もうキッドを映画館で見れるのも最後かな?あと何回、コナン映画を劇場で見れるのでしょうかね…
本当は★4ですが、キッド&京園ファンは存分に楽しめそうなのでプラス0.5つけました。
【ここからネタバレ】
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来年は赤井さんメインということなので、灰原哀ちゃんがもう少し活躍する話がみたいです!!!