「空手の描写が適当すぎるのが残念」名探偵コナン 紺青の拳(フィスト) Hideyukiさんの映画レビュー(感想・評価)
空手の描写が適当すぎるのが残念
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映画としては楽しめましたが、
やはり空手の描写が適当でした。
映画の関連商品も含めて考えると、
①ホワイトソーダの京極真缶の空手着が柔道着になっている。空手家としては本当に許せない。柔道家の皆様にも失礼極まりない。
②映画では、空手家の型の大看板が立ち方の描写が適当。古流でも伝統派でもフルコン空手でもない。
③大会ルールが適当。伝統派空手の試合で使う拳サポをつけながら、フルコン空手の試合をしている。
④空手試合の描写が適当。蘭がとある選手をテクニックがある、と言うが、
パワーに頼っている蹴りだけの戦い方。
突きと蹴りのコンビネーションがない。
⑤空手の礼式が適当。十字礼は汽車の真似でもしてるのかというくらい酷い描かれようで、残心もフルコン空手で意識している受けの姿勢が取れてない決めポーズ。カッコつけ。
⑥京極に吹っ飛ばされた賊達はどんな技で吹っ飛ばされたのかが描かれてない。突きで倒されたのか?蹴りで倒されたのかが知りたい。
正直、僕に監修させてほしいと思う空手家は多いはずです。
実際僕もそう思ってしまいました。
もう一度、伝統派空手をクローズアップしたいなら、全日本空手道連盟や(公社)日本空手協会に、フルコンタクト空手をクローズアップしたいなら、極真会館や国際正道などに協力を依頼してください。
細かいところですが、これらの描写が酷すぎます。
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