「後半はもっと別に盛り上げられる見せ方ができたはず」名探偵コナン 紺青の拳(フィスト) リンさんの映画レビュー(感想・評価)
後半はもっと別に盛り上げられる見せ方ができたはず
1番残念だったのが京極真と怪盗キッドの対面が1度しかなかったこと(工藤新一という体での対面は何回かあるが)。何だ京極真は。犯人にミサンガ縛られて話のペースに乗せられて力を出せなくなり、怪盗キッドに遠距離からトランプ銃でミサンガ切られて力解放って。何だ怪盗キッドは。散々犯人や黒幕に痛い目合わされたり利用されて、犯人や黒幕はコナンがあばき、京極真を無双させるためにトランプ銃でミサンガ切ったのがナイスプレイで後は何もしてないようなもんでしょうが!!
例えばだ。鈴木園子がどこかに囚われた。それはあるもの(簡単なものでいいならカードキー、話を膨らませられるなら宝石・紺青の拳)とIQがずば抜けて高い者、そう怪盗キッドでないと助けられない。その1つのあるものは、京極真と並ぶ空手最強格の選手が持っている(もしくはそばにある)。そいつからあるものを奪うには京極真しかいないが、犯人につけられたミサンガという呪縛に縛られて力を出せない。そこを怪盗キッドが諭し、京極真と怪盗キッドは敵対関係ではあるが一時休戦で手を取り合い、無事に園子を救出。怪盗キッドから京極真の元へ来る園子を京極真がおもむろに抱きしめ
「今度こそ自分から離れないでください園子さん」映画エンディング曲~♪
よし、お前ら結婚しろ。
という感じに(これまでのコナン映画にあったような部分が色々と入っちゃってるけど)、京極真の株は爆上がり、怪盗キッドも汚名返上の活躍で万々歳の作品だと思って最後のクライマックスシーン期待してたのに、園子を背中に結んで固定して「今度こそ自分から離れないでください園子さん」・・・・・ふざけるなー!!!!!