「映画としては面白いけど、、」名探偵コナン 紺青の拳(フィスト) たくたくさんの映画レビュー(感想・評価)
映画としては面白いけど、、
感想を端的に言うと、
キャラ、アクション重視の方やコナン映画初心者の方にはおすすめ。
映画としての作り込み重視の方には物足りない映画だと思います。
個人的には脚本のクォリティが物足りないと感じました。
【良い点】
・アクションが派手(無理がありすぎて面白い)
・京極真がメインで登場
・キッドとコナンの共闘
・キッド登場作としてはキッド感が薄い
・作画に迫力がある
・ラブコメ要素がある(ラブコメ好きには)
・アフターストーリーがほっこり
・次回予告
【惜しかった点】
・アクションが派手過ぎ
・推理や動機が雑なのに複雑
・キャラ優先のストーリー展開
・キッドvs京極真ではない
・海外の必要性を感じない
・キッド、京極真、新一、海外、とにかく詰め込みすぎ
・映画としてのメッセージ性が少ない(「コナン」より「映画」を重視するなら)
個人的に、アニメや漫画で見せないキャラクターの一面や、壮大な推理と伏線回収、大画面ならではのドキドキ・ハラハラ感や舞台と作品がマッチしているかなどを気にしています。
そのため、京極真の登場とフィーチャーは良かったのですが、キッドvs京極と予告であるようなシーンや2人の関係性はほとんど描かれていなかったのは残念でした。
また、シンガポールである必要性が私にはそれ程感じられませんでしたし、この映画の設定だと今後はコナンが新一に戻るかまた地元の子になりすまさないと海外舞台は難しいと思います。
ドラえもんやクレヨンしんちゃんにあるような映画でのメッセージ性はない分、探偵物として推理アニメ映画を期待したいです。
ただ、コナンを普段観ない方々や、アクション重視の方、好きなキャラが観たい方にはお勧めできるの映画だと思うので、必要な回であるとも思います。(私も平次が出る回はテンションが上がるので笑)
長くなりましたが、キッドや京極さんが観たい方やコナン映画観てみたいなーという方をはおすすめです。
推理を期待している方や、細部にこだわる方には物足りない映画だと思います。
ご参考にして頂けますと幸いです。