「刺さる、そして、どちらもある」パラレルワールド・シアター 夏木さんの映画レビュー(感想・評価)
刺さる、そして、どちらもある
とっても良かったので、初のレビューを書きます。
初日、初回にて。
監督さんのご挨拶から始まる不思議。
狭い部屋、発泡酒、タバコ、ポテチ。
懐かしくて笑顔になってることに気づく。
お芝居と並行して描かれていく想い。
いや、想いと並行して描かれていくお芝居。
あの頃とは異なる立場やそれぞれの目的。
時計の針は戻らない中、何をしたかったのか。
お芝居の中の台詞がひとつひとつリアルに刺さる。
現実も痛い。その融合に引き込まれる。
叶わない想いもたくさんある。
そうそう、そうやって私たち、この道を選んできたんだって思います。
ラストシーンはしばらく私の中でリフレインするでしょう。
監督さん、天才です。
応援したくなる映画。
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