「文句なしの傑作」機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ モスクワさんの映画レビュー(感想・評価)
文句なしの傑作
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ガンダムは今まで見たことありませんでしたが、予告を見て興味を持ちました。
度重なる延期に期待が募り、ガンダムに詳しくないけれど楽しめるだろうか?予告に劣らない作品だろうか?と見る直前までは不安を感じていましたが、全くの杞憂でした。
ストーリーのテンポがとても良く、次は何が起こるかワクワクして見ることができましたし、何より映像美と音響がすごい!
大人向けの作品だからか登場人物が多くを語らないために表情や背景で真意を読み取る必要があり、画面をじっくりと見た時、目に入る情報量の多さや絵の美しさにため息が出ました。
序盤、ハサウェイ・ノアがギギ・アンダルシアにマフティーであることを看破されるシーンでは、(この子は嘘が分かるんだ…)と後ろのボディーガードに焦点が合うなど演出の工夫が光ります。
私のお気に入りのシーンはハサウェイがクスィーガンダムに乗り込むところ。
無音の中での独白が心を打ちますし、その後の走馬灯、アムロ・レイのセリフに続く一連の流れは脚本の構成力の高さに痺れました。
ガンダムを知っている人はもちろん、知らない人も満足できる作品だと思います。
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